「インド映画の唐突なダンスシーン」についての考察

映画
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ココイチって結構おいしいですよね。

でも僕はココイチみたいなカレーライス屋よりも、外国人の方たちがやっている、いわゆるインドカレー屋の方が好きなんです。

「インドカレー屋」って書いてあるけど、働いてるのはネパール人

っていうアレね。


大抵はどこかに行ったときに適当に入って食べることが多い外国人インドカレー屋(※以下、「ドカレ」とします)。

そんなあるとき、ドカレからチラシが入っていたワケです、マイ賃貸マンションに。


そしたらチラシには

『宅配しますよ』

と、こう書いてあるワケです。


宅配してくれるとのことです、マイ賃貸マンションに。

『めっちゃいいじゃ~ん』

って注文して数十分。


いつまで経っても来ないワケです、マイ賃貸マンションに。


その店には普通に買いに行ったこともあるし、家からすぐ近くなのは分かってるんですよ。

絶対そんなに時間かからないワケ。


そんな中、電話がかかってきましたよ、マイスマートフォンに。


ドカレ配達員『道に迷いました』


ほぅ…


まぁ、いいと。


道に迷ったんならしょうがない、と。


丁寧に道案内したワケです、マイ賃貸マンションへの道を。


それからしばらく待ってもやっぱり来ない。

そしてまた電話がかかってきたんですよ、マイスマートフォンに。


ドカレ配達員『道に迷いました


ほぅ…


まぁ、いいと。


道に迷ったんならしょうがない、と。


僕だってネパールの道なんか知らん、と。


僕『じゃあ取りに行くんで、店に戻ってもらっていいですか

って店まで取りに行ったワケです。


僕が店に到達し、気さくな店長っぽい人に事情を話すと

店長『すみません!本当にすみません!

ってめっちゃ流暢な日本語で謝りつつ、謎のドリンクを出してくれました。


『出されたもんは飲まなきゃ…』と謎ドリンクをずるずる飲んで待っていても、ドカレ配達員は一向に現れない。

しびれを切らした気さく店長がその配達員に電話をかけてくれました。


途中から通話相手にクソほどキレ散らかす気さく店長。

そして、電話を終えた気さく店長が一言。


店長『すみません、なんか家に持って帰ったそうです…


僕『ネパールの…?


店長『いや、日本の…


予想だにしない状況に出くわすと、思考回路が止まってアホみたいなやり取りしちゃいますよね。


ということで、日本人からしたら予想だにしない場面で、長尺のダンスシーンが挟まれることも多いインド映画

今回はその謎について、考察していきましょう!


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■インド映画に唐突にダンスシーンが挟まれる理由

僕が知っている理由は3つです。
しかも正しいかなんて知りません。アイムノットプロインド。

『あ、そういう説あるんだ~』

程度に聞き流してください。


1.インド文化とダンスが密接に結びついている

インド人にとってダンスってすごく身近な存在らしいんですよね。

インド人にも根暗な人もいるでしょうが、基本的にはダンスが好き。(らしい)

そんなインド人にとっては、映画においてもダンスシーンが非常に重要なものになってきます。


そしてインド文化においてはあくまで

映画=娯楽=楽しいもの

であるべきという概念が強いとのこと。


『くっそ~俺たちインド人にとって「楽しい」って何なんだ…考えれば考えるほどわからねぇぜ…!』


『こうなったら…踊るか!?』


ってことですね。


そのため、どれだけ豪華でクオリティの高いダンスシーンを演出し、観客を楽しませられるかが映画の評価に繋がります。

もちろん楽しくなきゃいけないので、基本的にはどの映画もハッピーエンド

煌びやかなダンスシーンや主人公達が迎える幸せな結末を観て、気持ちよく帰路につきましょうよ~ってことですね。


2.宗教的な理由で性的なシーンがNG

肉体関係なんてもってのほか、なんならキスシーンもNGです。

よくよく思い返すと「キャッキャ、ウフフフ!」的なノリで、「木を挟んで追いかけっこ」みたいな描写程度に留まっているかと思います。


くっそ~宗教上の理由でキスさえもできないぜ…どうやってこの燃え上がるような愛を観客に伝えたらいいんだ…!』


こうなったら…踊るか!?』


ってことですね。


3.多言語過ぎてインド人が観ても何を言っているのかわからない

インドには少なくとも30の言語が存在し、さらに2000前後の方言が確認されているとのこと。

そのため、人によっては同じインド人でも映画で使われている言語では何を言っているかわからない
字幕や吹替対応ももちろん無理。


くっそ~実はさっきからお前が何言ってるかもわからねぇぜ…いったいどうしたらいいんだ…!』


『こうなったら…踊るか!?』


ってことですね。


言語が分からなくても、理解しやすい明快なストーリー構成にした上で、ダンスシーンによって登場人物の感情の動き事の顛末を、テンポよく語っていくワケです。


こうやって見てみると、『よく考えられた結果のあのダンスシーンなんだな~』って感服しちゃいますよね。

ぶっちゃけ、「ダンスが大好き」ってのが一番デカそうな気もしますが。


だがしかし。ちょっとしたデメリットも存在します。


■デメリット:ダンスシーンが長すぎるせいで上映時間が長くなる

めっちゃ長い!3時間とか普通にある!


しかし「バーフバリ」や「インド・オブ・ザ・デッド」を観る感じ、この傾向が最近は薄まってきているのかな?といった感じ。

確かに「バーフバリ」にも歌唱や軽いダンスシーン的なのはあるんですけど、インド映画としては踊ってる人数も尺も控えめ。
上映時間も2時間前後と普通の映画相当になっていて、国内の伝統よりも世界を意識した作りになっている印象です。


インド映画のダンスシーンが減るのはそれはそれで寂しい気もする一方、3時間越え映画は結構体力いるので個人的には嬉しい流れかな…。


しかしそんな長尺問題もインド人からしたらメリットでしかない模様。


長尺映画には休憩時間が設けられることが多いですが、事前にサントラをガッツリ聴き込んで覚えてきた楽曲に合わせて、休憩中に観客たちが踊っていることも珍しくないとか。


『くっそ~続きが気になってソワソワしちゃうぜ…この感情をどこにぶつけたらい…』


『踊るか!?』


ってことですね。


というわけで、今回はインド映画に突如挟まれるダンスシーンについて書いてみました。


インドPOPってすごくいい曲多いので、

『Apple MusicとかSpotifyで聴くもん特にないなー』

ってときに聴いてみるのもオススメです。


ジャイ!マヒシュマティ!

 ――by マヘンドラ

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