「ロケットマン」を低評価にしてる人、ボヘミアンと比較しちゃってるだけ説

レビュー(映画)
(c)2019 CINEMATODAY, Inc.
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みんなTwitterとかのHNってどうやって決めてるんですかね。


HNは何にしようが個人の自由だと思ってるんですけど、アイコンを自分の子どもの写真にしている人いるじゃないですか。


『自分の顔や動画を無断でネット上に公開された』と、我が子から訴訟を起こされるケースが海外で何件も起きているので、アレ結構危険だと思うんですよね。


日本国内のとあるSNSでは、しょうもないことで揉めた相手に、子どもの写真を保存され悪用されてしまったケースなどもあったり。


ま、超レアケースだと思うんですけどね!


たぶん。


こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。


僕のステージネームの由来を話すと長くなるんですけど、今回はバンドメンバーから名前をパクった(?)大スターの半生を描いた映画について。



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ロケットマン(2019年)

映画ランク:S


予告編はこちら

『ロケットマン』本予告
(c)2018 Paramount Pictures.

監督:デクスター・フレッチャー
脚本:リー・ホール
製作:マシュー・ヴォーン/エルトン・ジョン
出演:タロン・エガートン/ジェイミー・ベル/ブライス・ダラス・ハワード

ジャンルはだいたいこんな感じ。

アクション  ☆☆☆☆☆
ドラマチック ★★★★★
コメディ   ☆☆☆☆☆
ホラー    ☆☆☆☆☆
グロテスク  ☆☆☆☆☆
ミステリー  ☆☆☆☆☆

ドラマチック性極振りの、伝記ミュージカル映画ですね。



■あらすじ

シングルとアルバムの総売上は全世界で3億枚を越える生ける伝説的シンガーソングライター“エルトン・ジョン”の半生を描く。


誰にも愛されなかった孤高の天才―。


みたいな触れ書きに「めっちゃ人気ものじゃん!!」って疑問を持つ人もいるかもだけど、本編観れば言わんとしてることは分かる。


前述したようにミュージカル映画なので、ミュージカルに親をメメタァされたのかって程嫌悪感を抱いている人は合わないかもしれない。


※ここからネタバレを含みます。



■タロン・エガートンについて

キングスマンエグジー役でお馴染みのタロン君。

(c)2018 Paramount Pictures.

発音的にはむしろ『エジャトン』の方が近いらしいけど、日本国内で浸透してしまった表記方法を覆えすのはなかなかに難しいので、このままずっと『エガートン』と呼ばれることでしょう。


ちなみに“Taron”というのは、彼のおかんが“Taran(ウェールズ語で『雷』の意)”書き間違ってしまったとのこと。

今となってはネタになっていいのかもしれないけど、割と致命的なミス。



・演技について

キングスマンのときから特に表情の作り方が好きなんですけど、今回の演技にはド肝を抜かれました。


本来の顔はそこまで似てないとは思うんですけど、表情一つで、もうエルトン・ジョンにしか見えなくなってくる。


『フッド:ザ・ビギニング』から本作、そして2020年2月に『キングスマン:グレート・ゲーム(原題)』公開予定と、アクション映画に挟まれての増量はさぞ大変だったろうなぁって。

本作の撮影中にトレーニングもできていたなら筋肉を増やせて一石二鳥って感じかもしれないけど、そんな暇ないだろうし。


ちなみにタロン君は

「(『ロケットマン』の撮影ほど精神的に消耗することはないだろうから)キングスマン続編の撮影は楽しみ

とのこと。



・歌唱力について

歌めちゃ上手い。


音程取るのが上手いとかそういうレベルじゃない。

一瞬のガナりとか、楽曲の理解度とかハンパない。


彼の歌唱力には何回もコラボパフォーマンスを行っているほど、エルトン自身もニッコリ。

(c)2019 CINEMATODAY, Inc.

ちなみにタロン君はSING/シングのゴリラ役を演じた際に“I’m still standing”を披露済。

そう、あの歌うまゴリラの中の人はタロン君


キングスマン:ゴールデン・サークルでエルトンはカメオ出演してるし既に面識もあっただろうから、主演に抜擢されたのはエルトン推薦だったりするのかもね。 知らんけど。



■ジョン・リードについて

本作では「悪」を具現化したかのような存在として描かれているマネージャー、ジョン・リード

(c)2018 Paramount Pictures.

彼、実はボヘミアン・ラプソディにも出てまして。


もちろん演じる役者は違うんですが、ボヘミアンの方でもフレディ・マーキュリーにソロ契約を持ちかけたことによりマネージメント契約を解雇されるという、どっちかっていうと悪役キャラとして登場。


エルトン・ジョンクイーンという大物をマネージメントするくらいなので、敏腕なことは間違いないんでしょうが、利益を重視するあまりアーティスト側の反感を買うことがあったのは事実かもしれない。

一応クイーンのメンバー、ロジャー・テイラーが語る分には「ジョンとはいい関係だった」とのこと。


一方、エルトン・ジョンのマネージメントに関しては、エルトンの会計士から流出した手紙によってジョン・リードの横領が発覚しド解雇

後にエルトンはジョンを訴えたものの、340万ポンド(日本円にして約4億4000万円)をエルトンに返済することで和解。


「報復目的の作品である」のようなネガティブな声も少なからずレビューでは見かけるけど、このことを映画内で描かなっただけでも、エルトンはまだ優しい気がする。



■ハグについて

作中ですごく重要な要素として描かれているのが『ハグ』

欧米だと当たり前の行為だけど、エルトンからしたらすごく大事にしていることなのかなって感じました。


それで思い出したのが、グラミー賞でのエミネムとの”Stan”セッション


かつて同性愛者をディスった楽曲をリリースしたこともあるエミネムとのセッション、そして共演後にハグするその姿に、当時めちゃくちゃ驚いたとともに感銘を受けました。

エルトンの中でのハグの重要性を考えると、より一層心に来るものがあります。


公式としてYoutubeに動画上がってないっぽいので、興味ある人は検索してみてね。

ちなみにそのセッション以降2人は交友を深め、エミネムの薬物中毒治療をエルトンがサポートしたこともあったようです。



■まとめ

製作に本人が携わっていることから、前述した「報復だ!」的意見の他にも

  • 映画を私物化している
  • 美化し過ぎ

のような批判的意見もあるのだけれど、エルトンの目を通した世界がこう見えていたっていうことには間違いないだろうから、1つの作品として問題にするべきとこではないかなって個人的には思います。


本人が存命=叩く対象がいる

っていうのがまた、ボヘミアンと比較されてマイナス評価されている一因になっている気も。


ちなみにロシアでは同性愛を描くシーンがまるっとカットされていて、約5分くらい短くなっていることからも分かるように、まぁまぁそういったシーンが多め。


苦手意識がある人は要注意って感じではあるけど、それを理由に観ないのはもったいないほどの良作でした。


かゆい
うま