10作目を待たずしてタランティーノ引退か!?『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

映画ランク:S
(c)2019 Sony Pictures Digital Productions Inc.
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スターの共演ってテンション上がりますよね。


10代とか20代前半の人は絶対知らないと思うんですが、昔ドラマでビーチボーイズってのがありまして。


反町隆史さんと竹野内豊さん共演で話題になった作品。(僕は未鑑賞)


友達の家に遊びに行ったとき、友達のおかんが衝撃的な発言をしていたのを今でも覚えてます。


「わたし、あの人好きなんだよね~」


「たけの うちとよ」


こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。


ブラッド・ピットレオナルド・ディカプリオ


2人の共演は「ついに共演か!?」と噂されては消えっていうのを何回も繰り替えしてきましたが、今回ついに実現することとなりました。



ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)

映画ランク:S


予告編はこちら

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告 8月30日(金)公開
(c)2019 Sony Pictures Digital Productions Inc.

原題:"Once Upon a Time in Hollywood"
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
製作:デヴィッド・ハイマン/シャノン・マッキントッシュ/クエンティン・タランティーノ
製作総指揮:ジョージア・カカンデス/ユ・ドン/ジェフリー・チャン
出演:レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー
ナレーター:カート・ラッセル

ジャンルはだいたいこんな感じ。

アクション  ★★☆☆☆
ドラマチック ★★★★☆
コメディ   ★☆☆☆☆
ホラー    ☆☆☆☆☆
グロテスク  ★☆☆☆☆
ミステリー  ★☆☆☆☆


■あらすじ

かつて西部劇TVドラマ俳優として名を馳せたリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)

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彼の側にいつもいるのは専属スタントマン兼世話係、そして唯一無二の親友であるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)

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クリフに支えながら、エンタメント業界を生き抜く術を模索するリックの家の隣に、ロマン・ポランスキー(超有名な監督)とシャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が引っ越してくる。


彼らの日常生活を通しハリウッドの明暗が描かれる中、とある狂気が彼らに襲い掛かろうとしていた。


※ここからネタバレを含みます。



■夢の共演

ブラッド・ピットは僕が一番好きな俳優。


ロミオ&ジュリエットのときとかは「綺麗な顔していらっしゃいますね」くらいにしか思ってなかったけど、オッサンになってから大好きになったディカプリオ


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この2人がこうやって1つの画面に並んでるってだけで感動もの。


マーゴット・ロビーもですが、タランティーノのキャスティング最高すぎだろっていうね。

今までそれぞれが演じてきた役どころを踏まえて、どうすればそれぞれのキャストが最も魅力的にスクリーンに映えるか理解しまくり。


一方、キャスト陣もタランティーノ作品に参加できることへの誇りが滲み出てる。


キャスト陣はタランティーノを、タランティーノはキャスト陣を本当にリスペクトしつつ大好きなんだなっていうのが伝わってきて、ラスト13分の事件が起こらずにただ日常を描いただけでも良作になっていたと思います。


実際にこんなことあったのかな?って想像するだけでワクワクします。

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ちなみに、僕のイチオシのシーンはこちら。

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この子役の娘、ゼッタイ売れるわ。


以上に顔が伸びたりしない限り。


例えこの娘が8歳だとしても、その8年の中で最高の役者ってだけで相当な賛辞だよね実際。


あとめっちゃ大きくなった、ダコタ・ファニング

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ロリ・ファニングの代表作はこちら。



■シャロン・テート殺害事件

リッククリフはモデルと噂される人物こそいるものの、実在しないキャラクター


しかし、マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートは実在し、しかもカルト集団『マンソン・ファミリー』の一員に惨殺されてしまいました。


『マンソン・ファミリー』は、あのマリリン・マンソンの名前の由来の半分となっているチャールズ・マンソン率いるカルト集団ですね。


チャールズ・マンソンはシャロン達が引っ越してくる前の家主、テリー・メルチャーに私怨を抱いており、テリー宅襲撃を指示

このことからも分かるように、チャールズ・マンソンとシャロンは面識もなく、全くの無実


ロマンが不在だったため、シャロンと友人3人、たまたま通りがかった人物の計5名の無関係の人々が殺害されてしまいました。


ちなみに、事件当夜のホームパーティにはブルース・リーら他著名人も招かれていて、もし訪れていたら彼らも被害に遭っていた可能性が。

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このシャロン・テート殺害事件こそ、本作のラスト13分の史実



■映画史上、最高の改変

1960年代を生きた人たちからしたら「よくぞやってくれたタランティーノ!」と思ったに違いないでしょう。

できることならその感情を味わいたかった。


シャロン・テート殺害事件の実行犯の中にはチャールズ・マンソン本人は含まれておらず、襲撃チームはテリー元宅への襲撃を指示されていたのみ。

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しかし、隣に住んでいるのがかつてのTVスター:リック・ダルトンだと分かると、実行犯の主犯格スーザン・アトキンス(本作ではNNであるセイディの名でクレジット)が「リック・ダルトンをメメタァしよう」と提案。


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この画面の

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この人ね。


演じるのはマイキー・マディソン

特徴的な顔してるし演技もキレてたので、なんか売れそう。


ここからはタランティーノの独壇場


お得意のぶっ壊し急展開。


襲撃犯の3人はクリフと愛犬ブランディに返り撃ちを喰らい、

1人はなんかボロボロ。


1人は顔面グチャグチャ。


1人はテンパって飛び出した先のプールで、リックによる火炎放射器照射で丸焦げ


史実でのシャロン達の無念を晴らすかのように、過剰なまでの正当防衛でもうボッコボコ。


「史実がこうだったらどんなに良かったか」っていう愉快痛快なシーン。


願わくば、この世界線だけでもこのままシャロンに幸せが訪れんことを。と願わずにはいられない、最高のラストでした。


改変が悪とされることは少なくないですが、こんなに夢があって奇跡のような改変ならいくらでもやってほしい。


ちなみにブランディ役の犬さんは、優秀な演技をした犬に贈られる『カンヌ国際映画祭』パルムドッグ賞を受賞。



■まとめ

元々「10作撮ったら引退するわ」と公言していたタランティーノ、本作で9作品目となります。


あと1作か~って思ってて、ブラピも「タランティーノ作品は残り1作だけだぜ!」みたいなこと言ってたけど、タランティーノ自身はよっぽど本作に懸けた思いが強いのか、「正当な評価受けたら本作で引退するかも」とか言ってるらしい。


割とマジで「『キル・ビル Vol.2』もカウントしたら10作だし。」とか言い出しそうだけど、パルプ・フィクションや本作を越える10作目を期待して待ちましょう。


ちなみに、マンソン・ファミリーの一員で、襲撃直前に逃走する役で『ストレンジャー・シングス』のアイスクリーム屋の店員:ロビン役のマヤ・ホークも出てます。

(c)2019 Sony Pictures Digital Productions Inc.

なんか既視感ある顔だなって前から思ってたんですけど、イーサン・ホークユア・サーマンの娘なんですね。


かゆい
うま