毎日必ず1体幽霊が出る部屋と、毎日必ず1匹ゴキブリが出る部屋だったらどっちを選びますか?
僕は断然幽霊部屋。
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
なぜ幽霊部屋を選んだかっていうとですね、ゴキブリは物理攻撃可能じゃないですか。
触れもするし触られもする。
物理的に迷惑を被ることが確実なワケ。
その点幽霊ならどうでしょうか。
幽霊と共存した際に起こり得るデメリットは、僕的にはこんなイメージ。
- 部屋がちょっとひんやりする(冬場)
- 寝てる間に耳の穴に指をスッてされる
- 運勢が悪くなる
- 最悪呪い殺される
はい。次にワンチャンありそうなメリット
- 部屋がちょっとひんやりする(夏場)
- 1人でも寂しくない
- 心霊番組で嘘か本当か教えてくれる
- YouTuberとして売れそう
ホレ。並べてみたら、なんかいい感じじゃないすか幽霊部屋。
それに比べゴキブリ部屋なんて1つもいいことないからね!!
要は「幽霊って基本呪って死に至らしめるよね」って話。
貞子パイセン:TVからセイハローして呪殺
伽椰子ネキ:エッジボイスからの呪殺
俊雄くん:作品によって微妙に成長度が違って、パンイチなのたまに可哀想なときある
例としてあげるとこんな感じ(霊だけに)
しかしながら、今回紹介する映画のメイン怨霊は一味違います。
ひきこさん VS 貞子
映画ランク:E
予告編が公式から上がってない…。
監督:永岡久明
脚本:永岡久明
ジャンルどうこうの問題じゃないですが
アクション ★☆☆☆☆ ドラマチック ★☆☆☆☆ コメディ ★★★☆☆ ホラー ★★☆☆☆ グロテスク ★☆☆☆☆ ミステリー ☆☆☆☆☆
■あらすじ
なんか「ひきこさん」っていうオバチャンが無双する。
■評価
ぶっちゃけ怖がらせたいのか笑わせたいのかよくわからない内容。そして全体的に低品質。
腐った食材で作った甘辛いような気がするけど基本的に味がしない料理
みたいな感じ。
※ここからネタバレを含みます
■見どころポイント
・「ひきこさん」が物理アタッカー
TVから出てきたり、ア”ア”ア”ア”ア”みたいな声を出したりなんてまどろっこしいことはしない。
承太郎ばりに「オラオラ」物理攻撃。
標的を見つけてはすぐオラオラ。
しかも近距離パワー型よろしく、めちゃくちゃ強い。
人間はもちろんのこと、他の怨霊の類も物理攻撃で仕留める。
そもそも『怨霊を物理で殺せるのか?』ってって点に関しては、
- 「ひきこさん」は「覇気」使いである
- 「ひきこさん」は「念」能力者である
- 「スタンドへはスタンド攻撃のみ有効」的なノリ
のいずれかってことにしておきましょう。
■ツッコミポイント
・パッケージ詐欺
パッケージからしたらセレブ怨霊「貞子」さんが「ひきこさん」とバトルするのかと思いきや、例の「貞子」さんは未出演 。
「貞子」のモデルになった超能力者をモデルとした(ややこしい)、別の「貞子」が登場。
他にも有名な超能力者をモデルとした怨霊が2人登場し、怨霊三姉妹として「ひきこさん」と対決することに。
『さぞお強いんでしょ?』
って期待してみたものの、あの強大な怨霊「貞子」ではなく、ただの超能力使えるオバチャンの怨霊なため、善戦するも最終的には「ひきこさん」にフルボッコにされるという無残な結果に。
・イジメ描写がドイヒー
「ひきこさん」が顕現するにはどうやら「負の感情」が必要らしく(うろ覚え)、登場人物がいじめられる描写があるんですね。
殴る蹴るの結構ハードなイジメなんですが、そのタッチが優しいったらありゃしない。
「寸止めどころかだいぶバッファを持たせた状態で止める」「撫でるように叩く」「猫パンチ?」
みたいな波状攻撃。
しかも無駄に性的なイジメも混ぜようとするから、そこまでなんか笑えてたのに急に不愉快な気分になってしまいました。
・擬音がショボい
擬音がショボい
『ひきこさんVS貞子』の評価まとめ
Filmarksを見て驚愕したのですが、どうやら本作はシリーズものみたいなんですよね。
・ひきこさん
・真ひきこさん
・ひきこさん VS 口裂け女
・ひきこさん VS こっくりさん
狂気の沙汰である。
もう「ひきこさん」に弱みを握られてるとしか思えない。
まさか本気で作ってるんじゃないよね、監督の趣味的作品だよね、頼むからそう言ってよ、嘘だと言ってよバーニィ。
かゆい
うま
■VOD/動画配信サービス
「ひきこさん VS 貞子」が配信中のサービスはこちら(2019年3月現在)
※配信有無の詳細は各サービスをご確認ください。