任侠もののVシネ、いろんなおじさん同士がすぐ親子になったり兄弟になったりする。
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
今回は興味ない人にとっては、マジで今までで一番読まなくていい記事です。
Vシネ『日本統一』
今回のテーマはVシネ。
僕が最近ハマっているのが『日本統一』という作品なんですが、ぶっちゃけ最初はネタで観てたけど、いつの間にか完全にハマってしまいました。
演出も音響も低予算丸出しのところも多いのだけれど、なんかついつい観ちゃう。
■『日本統一』のあらすじ
横浜でたむろするチンピラグループのリーダー氷室蓮司（本宮泰風）とその相棒の田村悠人（山口祥行）は川谷（小沢仁志）の助力の下、日本最大の任侠団体「侠和会」の盃を受けることとなる。
極道の道を歩むことを決意した氷室と田村は、日本極道界統一を目指し奮闘する。
ってな話。
こんな感じの作風。
鯖のヤツ、映画観すぎてついに感性おかしくなったんちゃうか…
って思われそうだけど、その通りかもしんない。
でも面白いからしょうがない。
『日本統一』ではなんかある度に「ケンカや！」ってなるんですが、人を動かすのが上手い人と、個人の戦闘力が高い人っていうのがやっぱいるんですよね。
そこで、この記事では『日本統一20』までの登場人物の個々の戦闘力の高さを、完全個人主観でランク付けしてみました。
※過去に強かったであろう大御所たちは除外してます。
※ここからは『日本統一20』までのネタバレを含みます。
『日本統一』ケンカ最強ランキングTOP5
第5位：吉門康平
| キャスト | 川本淳市 |
| 所属/役職 | 伊勢脇一家 若頭 |
吉門は四国会：伊勢脇一家の若頭というポジション。
麻岡総長っていうじっちゃんの右腕であり、個人の戦闘力が高いだけではなく、知力はもちろん、義理人情やカリスマ性も持ち合わせているという傑物。
本作の主人公である氷室からも一目置かれる存在ではあるけど、最後まで忠義を尽くし死亡。
麻岡総長がもっと有能であれば活躍できたであろう哀しきおじさん。
第4位：大沢五郎
| キャスト | 松田優 |
| 所属/役職 | 三代目重光一家 幹部 |
一幹部という位置に落ち着いてはいるものの、義理人情に厚く、戦闘力も高いことにより重光一家を継ぐべきとされている存在。
現在若頭に収まっている花田っていうおっちゃんは、噛ませ犬っぽい見た目（ついでにヅラっぽい）通り、大沢が塀の中でお勤めしている間にそのポジションを手に入れただけ。
大沢と花田は常に対立していて、ついに闇討ちを謀った花田を返り討ちにした際に侠和会の組員を巻き込んでしまう。
重光一家と侠和会との関係を修復するため、最後まで一家のことを案じつつ氷室の前で自害。
あれ？なんか似た人いた気がするんだけど…
って思ってたらやっぱり一人二役らしく、グラサンで誤魔化しつつ別の役で出てた。
第3位：大宮和也
| キャスト | 小沢和義 |
| 所属/役職 | 侠和会 三上組舎弟頭 大宮組組長 |
いい歳こいてすぐ暴走。
暴走を止めるために引退するよう告げに来た氷室に逆上し、また暴走。
暴走に歯止めが効かなくなり、氷室を殺害しようと暴走したところを氷室によって射殺。
暴走だらけで困ったおじさんではあるものの、本作きっての武闘派。
第2位：田村悠人
| キャスト | 山口祥行 |
| 所属/役職 | 侠和会 幹部（20作品目時点） |
主人公・氷室の少年期からの相棒として、本作の準主人公的存在。
1作目から20作目時点まで、どれだけ偉くなっても常に前線に立ち続けるベテラン鉄砲玉。
組織に仇なす者や仲間の敵のところに少人数で乗り込んでは、渋いセリフを吐きつつ即始末。
映っている限りでは、始末した人数は（恐らく）トップ。
困ったときには田村。
あんまり困ってなくとも取り敢えず田村。
途中まではただの戦闘員という立ち位置だったものの、途中から冷静な判断ができるようになった感じに割と強引に設定変更。
部下を率いる才能をどんどん発揮していき、幹部としても徐々に頭角を現していく。
最強クラスの戦闘力を持ちつつ、氷室や部下たちと冗談を交わす姿がなんとも魅力的。
第1位：氷室蓮司
| キャスト | 本宮泰風 |
| 所属/役職 | 侠和会 若頭補佐（20作品目時点） |
最強の高身長インテリヤクザ。
若くして放つカリスマ性と知性に加え、義理人情にもブ厚い人物。
その特性によりどんどん人が集まってきて、自然と仲間が増えていく。
基本的には無駄な争いは好まず、優秀だったり魅力的な存在だと感じた者にはたとえ敵だったとしても盃を交わして、すぐ兄弟になったり親子になったりする。
語弊はあれど、三国志で言うところの才能をこよなく愛する曹操に近い。
しかしながら第2位の田村曰く「マジ切れすると手が付けられない」ほどの腕っぷしであり、作中の描写でもめちゃくちゃ強い。
偉くなってからはケンカ描写の機会も減ったけど、大事なときには結構自ら乗り込んだりもする。
まぁ…そうしないと作品として盛り上がらないしな…
第3位の大宮との最終決戦においては、互いに弾丸を避けない文字通り”真っ向勝負”の銃撃戦を繰り広げ、銃弾を何発も喰らうも無事生還。
というか割とすぐ回復。タフさも最強。
同決戦で1発だけ銃弾を喰らった斉藤は結構な重症だったんですけどね。
『日本統一』ケンカ最強ランキングまとめ
「観てみて」とは言わないけど、もし既にこのシリーズが好きな人がいたらぜひ語り合いたい。
同じオールインエンタテイメント作品である『権力の階段 ～総理への道～』が気になっているんですが、もし他にオススメのVシネがあれば教えてください。
哀川翔さん演じる秋本ってキャラが出所したと思ったらすぐ逮捕されてお勤め生活を余儀なくされるんだけど、あれたぶんスケジュールの関係でずっと出られないんだろなって。
かゆい
うま
