地獄
『悪行を為した者の霊魂が死後に送られ罰を受けるとされる世界。厳しい責め苦を受けるとされる。』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
僕も善行を積んできただなんて言うつもりはないですし、自信もないのですが、
なぜこんな地獄を味わうことになってしまったのか。
え…?雛見沢村の惨劇ってそういうこと?
こんばんは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
大人気サウンドノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」には、実は実写映画が存在しています。
「そんなこと知りたくなかった…」
という原作やアニメファンもいることでしょう。
だがしかし、視聴済の僕としてはそんなこと許さない。
この苦しみをできるだけ多くの人に分散させることで楽になりたい。
ひぐらしのなく頃に
映画ランク:D
公式が上げてる予告編が見つかりませんでした(B級あるある)
監督:及川中 脚本:及川中 出演:前田公輝/飛鳥凛 松山愛里
ジャンルはだいたいこんな感じ。
アクション ☆☆☆☆☆ ドラマチック ★☆☆☆☆ コメディ ★★★★★ ホラー ★☆☆☆☆ グロテスク ★☆☆☆☆ ミステリー ★☆☆☆☆ 嫌な事件度 ★★★★★
■あらすじ
都会からめっちゃ田舎の雛見沢村に引っ越してきた前原圭一くん。
「鬼隠し」と呼ばれる謎の失踪事件に興味を持った圭一くんは、事件について何か知っていないか友人たちを問い質すが、どうやら様子がおかしい。
そして、疑念を抱き始めた圭一くんに襲い掛かるおはぎ。
■小話
原作の「鬼隠し編」をベースに製作された実写化映画。
興行収入はなんと2憶!!
マジかよ…
この結果、幸か不幸か続編が製作されてしまっているとのこと。
惨劇が止まらない…
■良かった点
知らない
■評価できない点
・キャラクター陣の見た目について
ハリウッド作品みたいないい感じに再現できるならともかくですね、邦画では無理なことはわかっているので、正直違和感が出るくらいなら見た目を寄せる必要なんてないと思うんですよね。
ぶっちゃけ髪色とか髪型とかはどうでもいい派です。
ただね、キャラクターが持つイメージは大事にしてほしい。
セクシーなヒロインをゴリマッチョなオッサンが演じないのと一緒で、
さすがにコレは…
ってのだけはやめてほしい。
なぜなら、原作の名前を借りているのだから。
最低限のリスペクト、これは必要不可欠だと思うんですよね。
本作に関しては、見た目は最初から寄せる気なんて皆無で、まぁそこは潔くて良しとして。
幼女のはずなのになんかデケぇ…。
中学生以上はババア
が口癖だった生粋のロリコン友達が黙っちゃいないぜコレは…。
まぁ小さい子を使うとロケ時間の問題とかね、そういうのもあるのである程度は致し方ないとして。
キャラのイメージが噛み合わな過ぎて、誰が誰だかわからねぇ…
噛み合わないどころか、歯が一本もないみたいな。
ポリグリップSも歯が立たないみたいな。
余談ですが、圭一くん役の俳優の眉毛の細さに時代を感じる。
・台詞がしょうもない
もうね、再現しようとか寄せようとかそういう気が全く感じられないわけですよ。
どうせ、有名なセリフさえ入れときゃ喜ぶでしょヲタクはwww
って思って脚本書いてるだろコレ!みたいなレベルでぐっずぐずなんすよ!
そしてティッシュくらいうっす~い気遣いで入れたかのような、例の有名な『嘘だッ!!』もね、変なエフェクトで誤魔化す始末。
まぁ実際に観ると爆笑できるんですけども。
演技力が足りないと判断したのか、いいカットが撮れていないと判断したのかは知りませんが、ひぐらしをコメディにした罪は重い。
・グロ描写がショボい
特に、最後の圭一君が喉を掻きむしるシーン。
爪を立てるでもなく
リアルな傷口を作るでもなく
ただ血糊が付いた肌を指先で優しく撫でる
そうそう、そうやってマッサージするように頭洗わないと頭皮が傷ついちゃうからね~
みたいに優しくサワサワ撫でる
これは雛見沢症候群じゃありません。
ソフトタッチ症候群です。
・擬音がショボい
擬音がショボい
■所感
なんか観てるとだんだん喉あたりが痒くなってくるかのような
腕が一本見つからないのなんて些細なことに思えるかのような
地獄の106分でした。
もし本作を鑑賞しようという猛者は、食べ物や飲み物を用意し、少なくとも2人以上で鑑賞することを強く推奨します。
『……嫌な事件だったね。』
―by 富竹ジロウ
かゆい
うま
■VOD/動画配信サービス
「ひぐらしのなく頃に」が配信中のサービスはこちら(2019年4月現在)
※配信有無の詳細は各サービスをご確認ください。