ダサすぎるモヒカンが暴れ散らかす「キャプテン・マーベル」【ネタバレあり】

キャプテンマーベルのグース普通の映画レビュー
© 2019 MARVEL
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霊長類最大の種族はギガントピテクス

霊長類最強女子は吉田沙保里さん。


これ常識。


こんばんは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。


アベンジャーズ最強のスーパーヒーローの誕生を描いた作品「キャプテン・マーベル」を観てきました。


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キャプテン・マーベル

映画ランク:A


予告編はこんな感じ

(c)Marvel Studios 2019

原題:"Captain Marvel"
監督:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック
脚本:メグ・レフォーヴ/ニコール・パールマン
原作:ロイ・トーマス/ジーン・コラン
   『キャロル・ダンヴァース』
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ブリー・ラーソン/サミュエル・L・ジャクソン
   ジュード・ロウ

ジャンルはこんな感じ。

アクション  ★★★★☆
ドラマチック ★★★☆☆
コメディ   ★★☆☆☆
ホラー    ☆☆☆☆☆
グロテスク  ☆☆☆☆☆
ミステリー  ☆☆☆☆☆
モヒカン   ★★★★★


■あらすじ

舞台はクリー帝国が首都を構える惑星ハラ。

クリー人のエリート特殊部隊「スターフォース」に所属するヴァース(ブリー・ラーソン)は、謎の悪夢に苦しめられつつも、前髪が後退しつつある司令官ヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)の指導の下、訓練に励む日々を送っていた。


ある日、クリー帝国の宿敵スクラルに囚われた仲間の救出作戦にヴァースも参加することに。

そこで奇襲受けーの、拉致られーの、脱出しーの、地球に到着しーのするヴァースとスクラル達。


ヴァースは謎の悪夢の原因を突き止め、
スクラルの侵攻を食い止めることができるのか!


そしてジュード・ロウは前髪の後退の進行を食い止めることができるのか!


といった内容。



■作品概要/ウラ話

作品概要

「マーベル・コミック」の実写映画を同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ作品の第21作品目。

もう21作品かぁって感じですよね。


時系列で言うと、キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーアイアンマンの間かと。(たぶん)


アベンジャーズという名称の由来と、フューリーキャプテン・マーベルの過去を描いた作品になります。


原作について

原作だと、実は元々「キャプテン・マーベル」は男だった!


いや性転換とかそういうことじゃなくて。


原作だとキャロル初代キャプテン・マーベルの恋人だったのですが、ヴィランに拉致されてしまったキャロルを救出しに来た際に、爆発事故に巻き込まれキャプテン・マーベルは死亡してしまいます。


その際に臓物脳髄(実際はDNA)が飛び散ってキャロルにそれらが溶け込んでしまい、女性版「キャプテン・マーベル」が誕生したという逸話が。


女性のヒーローということもあり、いろいろ物議を醸しだした設定もあったようですが、もちろん映画化されるにあたりそこら辺は綺麗さっぱりカット。

そういう改変は全然いいですよね。言うても娯楽作品ですし。


主演のブリー・ラーソンは猫アレルギー

ブリー・ラーソンは取材で、


『ネコアレルギーがとてもひどい』


『撮影中、15メートル上空でワイヤーを使った難しいスタントを汗もかかずにやり遂げても、部屋にネコがいるだけで椅子の肘掛けをつかんでしまうほどおびえるなんて、冗談みたいだよね』


って答えてました。


※ここからネタバレを含みます



■アクションについて

アベンジャーズシリーズなので、もちろん本作もアクション作品。


しかしその一方、他のマーベルヒーローと同等かそれ以上に登場人物の背景を描くシーンが印象的でした。

キャプテン・アメリカにも言えることなんですが、過去のコミュニティから切り離された人間の悲壮感というものに結構フォーカスしていて、その絆を取り戻す描写がすごくいい感じ。

ただ、キャプテン・アメリカとは違って6年の空白なので悲壮感は薄め。


逆にアクション作品としての側面から観てみますと、

ぶっちゃけそこまで真新しく感じる点はありませんでした。

アベンジャーズ最強のヒーローということもあり、ちょっと強すぎるってことも相まって、

鯖

アクションすげーっていうよりめっちゃつえー

って感じ。


その分、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではサノスとガチンコ勝負してくれるか否か含め、アクション面もめっちゃ期待してます。



■ブリー・ラーソンかわいい

ブリー・ラーソンかわいい。


顔がではない。


活き活きと敵をボコってるときの表情がかわいい。


NINのTシャツ盗んじゃうとこもかわいい。



■ファンには嬉しい要素

Thank you Stan

本作の冒頭のMARVELロゴは、公開前に逝去されたスタン・リー氏の今までの姿を詰め合わせた特別仕様となっておりまして。

作品中にもガッツリ分かるようにカメオ出演してたり。

※スタン・リー氏とは、『スパイダーマン』、『X-メン』などの原作を手がけ、後にマーベル・コミックの編集委員、マーベル・メディアの名誉会長実写映画版の製作総指揮などを務めたスゲー人です。


フィル・コールソン

彼の久々の登場も嬉しいところ。

彼が「アイアンマン」でいろいろ大変なことに巻き込まれちゃったとき、トニー・スターク

でぇじょうぶだ、こういう経験は初めてではない。

って言うシーンがあるんですが、それが本作の出来事じゃね?的な。


彼を演じたクラーク・グレッグ氏もそういう風に捉えている模様。


キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーフューリー

“The last time I trusted someone, I lost an eye.”

って語るシーンがあるんですけど、本作で実はそれが猫(ではない)のグースによるものだと判明。


それに加え、四次元キューブについても触れられていて、こういった描写はシリーズのファンからしたら非常に嬉しいところ。



■真の黒幕について

最近敵役増えてきたし、前髪の後退とともにどんどん悪人面になっていく彼。


鯖

コイツ絶対敵だわ…

って思ってたらやっぱりそうじゃん!


配役バレって怖いよね。

好きなんですけどね、ジュード・ロウ


ちなみに、ジャームズ・ボンド候補にも名前が上がったこともあるジュード・ロウですが、そのときには『まだ若すぎる』という声が上がっていました。

いい感じに脂ものってきましたし、次のジェームズ・ボンドはぜひジュード・ロウにやっていただきたい。



■マスク被ったときめっちゃダサい

マスク被ったときめっちゃダサい


よりにもよってなぜそこから髪を出すのか



『キャプテン・マーベル』の評価まとめ

歴代のシリーズファンへのサービスも満載でありながらも、最悪本作がアベンジャーズシリーズ初めてっていう人でも楽しめるように配慮されている点はさすが。

一流のエンターテインメント作品に仕上がっていると思います。

アベンジャーズ/エンドゲームへの期待が爆上がりってなもんですね。


アベンジャーズ/エンドゲームを鑑賞予定の方は、ぜひその前に本作を観ることを強く推奨いたします。

そうじゃないと、いきなりハンパなく強いモヒカンネーチャンが暴れ散らかす姿を『誰コレ?』って疑問を抱きながら観続けることになっちゃうからね。


ちなみにアベンジャーズ/エンドゲームの上映時間は3時間超えの予定とのこと(マジでか)。


かゆい
うま