ホエイプロテインは体重が増えて、ソイプロテインは痩せるんでしょ?
って考えは今すぐトイレに流してください。
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
完全なる予想で申し訳ないけど、現在、最も多く飲まれているプロテインは、コンビニで売ってるザバスのミルクプロテインではないでしょうか。
これねこれ。
大容量もあった。
『これだけでゴリラになったるわ!』っていうのにはちょっと心許ないのですが、移動中のたんぱく源として非常に優秀な商品だと思います。
僕も遠征時よくお世話になってます。ありがとうザバス。
パウダー持ち歩くのめんどくさいんだ。ありがとうザバス。
でも今度からちゃんと持ってくわ、今までありがとうザバス。
この商品からプロテインデビューした人の中には、『なんかホエイやらソイやらみんな言ってるけど、このままこのザバスちゅーちゅーしててもいいんかいな』と疑問に思う人も少なくないはず。
『プロテイン何飲めばいいですか?』って結構聞かれるので、今回は代表的なプロテインの種類と、それぞれ向いてる人や場合について書いていこうかと思います。
【プロテイン】何を買えばいいかわからない人へ!種類とそれぞれの特徴
■ホエイプロテイン
言わずと知れたプロテインの代表格ですね。
プロテインと言ったらコレって思ってもらっても大丈夫かと思います。
ホエイは牛乳から作られるホエイ蛋白(乳清)を原料としたプロテインになります。
鯨ではありません。
シーシェパードのメンバーも安心してください。
・ホエイプロテインの特徴
- 消化、吸収が速い
- その分、腹持ちが悪い
- カタボるまでの速度が速い
- 割と安い(WPC)
こんな感じ。
「お前たまにカタボるって言ってるけどなんなんそれ」って方に簡単に説明しますと、
アナボリック(同化:Anabolism):筋肉の合成が行われること
カタボリック(異化:Catabolism):筋肉たんぱく質を分解し、アミノ酸やエネルギーを生成すること
って感じです。
これでも意味わからん人は、要は筋肉をつけるためには
アナボる⇒好き、愛してる、尊い
カタボる⇒二度と顔見たくない、ブロック、出禁
のような相手とだけ覚えておいてください。
・ホエイプロテインを採用するべき人や状況
消化吸収が速いという点から、トレーニングの1時間前くらい(もしくはトレ後)や、寝起きに飲むには断然ホエイがオススメです。
積極的に筋肥大を狙っていきたい人で1種類しかプロテインを用意できないって場合は、ホエイ一択かと思います。
ちなみにですが、ホエイプロテインには、WPC、WPI、WPHというものがあり、WPC<WPI<WPHの順で値段とたんぱく質含有量が上がっていきます。
製法上WPCには乳糖が結構含まれているので、牛乳などの乳製品を摂取するとすぐ下痢しちゃうって人はWPI、もしくはこの後紹介するソイプロテインを試してみてください。
WPIはWPCよりちょっとコスパが悪くなっちゃいますけど、下痢で続けられないよりはマシですからね。
WPHっていうのもありますが、今この記事でプロテインのことを知ろうとしている人は、彼のことは忘れてもらって結構です。
僕の中でも顔は知ってるけど名前は思い出せないくらいの存在です。
■カゼインプロテイン
原料は牛乳に含まれるカゼインたんぱくですね。
・カゼインプロテインの特徴
- 消化、吸収がめっちゃゆっくり
- 腹持ちがいい
- カタボりにくい
- ちょっと高い
こんな感じ。
当然ですが、ホエイとは真逆の特徴。
・カゼインプロテインを採用するべき人や状況
カゼインがオススメな人は、筋肥大を狙っているものの増量期ではなく減量期の人や、筋肥大よりもダイエットが目的の人。
腹持ちがいい分、多少空腹を感じにくいという利点を活かしたいっていう感じ。
後は増量中や筋肥大目的の人でも、就寝前のプロテインにカゼインを採用している人もいるようです。
寝てる間は6~8時間くらい何も栄養を補給できないことになるので、その間に『カタボっちゃう!筋肉減っちゃう!!』っていうデメリットと不安を最大限減らそうっていう目的です。
個人的には競技に出る人を除いてそこまで気にすることはないと思いますが、普段はホエイ、就寝前だけカゼインっていう使い分けができたらベストではあるんだろうな~とは思っています。
ちなみに、カゼインには乳糖を極限までカットしたものと、そうでないものがあるようなので、乳糖不耐症の人は購入の前に下調べを行うようにしてください。
■ソイプロテイン
ソイプロテインの原料は大豆たんぱくです。
・ソイプロテインの特徴
- 消化、吸収が割と遅い
- 割と腹持ちもする
- ものによっちゃホエイより安い
ってな感じ。
消化吸収や腹持ちに関してはホエイとソイの中間くらいと思ってもらえたら。
この消化吸収とか腹持ちの関係もあり、「ダイエットプロテイン」「ウェイトダウン」のような名称で売られているプロテインはカゼインかソイが多いですが、それを飲むだけで痩せるってワケではないのでご注意ください。
・ソイプロテインを採用するべき人や状況
大豆たんぱくが原料なため、菜食主義の方でも飲めます。
また、イソフラボンや食物繊維も入っているため、どれだけ効果はあるか知らんけど美容や健康にもちょっとはいいかもしれません。
ただ、個人的には美容や健康目的で採用するほどではないんじゃないかなって感じはしてます。
そっちは別で摂取して、プロテインはホエイにしといたら?みたいな。
カゼインほどではないにしろ、吸収は遅いのでダイエット中の方や就寝前に採用するのは全然アリ。
前述したようにもちろん乳糖は含まれないので、乳糖耐性がガリガリだって人も安心して飲めます。
■ビーフプロテイン
原料はその名の通り、牛肉のスジ肉やホルモンです。
・ビーフプロテインの特徴
- 肉の味がする(臭そう)
- クレアチンやビタミンBが含有されている
- 高い
・ビーフプロテインを採用するべき人や状況
僕は飲んだことありませんがマズイって聞いたことあるし、値段が高いのも結構ネック。
『ちょっとくらい高くても…』って思うかもですが、プロテインって割と消費量パないので、積み重なると結構いい値段になるんですよね。
クレアチンやビタミンBが含有されてるって言っても、別々で買った方がたぶん安くて効率的。
『昔の男(ホエイ)なんてすぐ忘れさせてやるよ…』みたいな昭和ノリで近づいてきても、ぶっちゃけ採用するメリットはあんまないかなって気がします。
『どのプロテインを買えばいいか』まとめ
いろいろ紹介してきましたが、僕は移動中とかを除きホエイしか飲んでいません。
減量中だろうが増量中だろうがもっぱらホエイ。
ホエイだけでさえ邪魔なのに、就寝前用にカゼインとかも用意したらめっちゃ邪魔くさいからもっぱらホエイ。
特に拘りがないって人はダイエット目的だとしても、ホエイ買っておけばまぁ間違いないと思います。
かゆい
うま