このシャツを着るだけで部分痩せ!
このトレーニングを1日5分するだけで部分痩せ!
悪徳業者のみなさん。いい加減、嘘をつくのはやめましょう。
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
今回はみんな大好き「部分痩せ」についてです。
はじめに言っておきますと、ある例外を除いて「部分痩せはほぼあり得ない」と思ってもらった方が賢明です。
多少、と言ってもめっちゃ多少…ってくらいの効果を得られる可能性はありますが、目に見えてわかるほどの効果はとても少なく、部分痩せを目的にお金や時間を浪費することは非常に勿体ないということを、この記事を読んで知ってもらいたいと思っています。
そして
部分痩せの効果ってすごいんだよ~筋トレしてんのに知らないの~
ってヤツは全員デコに乳首が生えてほしい。
実際はそう信じてる消費者が無知とか悪いんじゃなくて、ぶっちゃけそういった商品やサービスを提案する企業が悪いと思っているので、そいつら全員のデコに乳首が生えてほしい。
「部分痩せ」を謳った商品やサービス、はたまたネットでバズったトレーニングとかいっぱいありますよね。
これだけ多方面から「部分痩せ」の情報を得てしまったら、そりゃ『そうなんだ!』って思うのは当たり前。
ということで、もう少し詳しく「部分痩せ」について書いていこうと思うので、興味がある人はぜひ最後まで読んでみてください。
腹回りの脂肪が落ちずに悩んでいる人のための「シン・部分痩せ」
■筋トレと部分痩せの関係性
スクワットをすると脚が細くなる!
腕トレをすると二の腕が細くなる!
みたいなのってよく目にしますよね。
でも、もしコレが文字通りの意味だとしたら、
筋肉デカくするために筋トレしてんのに、筋トレするとその部分細くなんの!?
めっちゃ困る!
ってことになってしまい、脚を太くしたい人も腕を太くしたいも筋トレをして筋肉をデカくしていることと矛盾してしまいますよね。
もちろん、筋トレをすればするだけ、その部位が細くなるなんてことはなく、コレはちょっとおかしな情報であることがわかります。
このおかしな情報を鵜呑みにしてしまう人が多い原因として、恐らく以下の2つの誤解が関係しているのかなって。
・誤解1)脂肪が筋肉に変わる
脂肪と筋肉は別物なので、この認識は今すぐメメタァしてください。
この誤解のせいで、『1回太ってから筋トレするわ』なんていう考えが生まれてきちゃったり、なかなかやっかいなヤツなんですよねコレ。
正しくは、
脂肪がつくくらいオーバーカロリーな食生活をしながら筋トレをすることで、筋肉を効率よく大きくすることができる。
というものなのですが、コレが徐々におかしな方向に進んじゃってこの誤解が生まれちゃったのかな…って思います。
・誤解2)高重量で筋肉がついて、低重量だと痩せる
高重量・低レップ(ダンベルを持ち上げたりする回数のこと)でトレーニングすると筋肉がデカくなって、低重量・高レップだと細くなるんだよ~
みたいな説ありますよね。
僕もコレ何回も聞いたことあって、実際学生の頃とか信じてました。
でも実際はそうとは言えなくて、ゴリラみたいなもう分けわからんくらいデカい人でも、低重量・高レップトレーニングを導入している人もいます。
実際は高重量・低レップ/低重量・高レップのトレーニングは下記のような感じで使い分けます。
- 高重量・低レップ:速筋(瞬間的に力を出すことに優れた筋肉)を鍛える
- 低重量・高レップ:遅筋(持久力に優れた筋肉)を鍛える
これらの誤解も相まって、『脂肪はトレーニングした箇所から落ちていく』という誤解が定着してしまったのかなって思います。
■エステと部分痩せの関係性
何言っちゃってんのこのゴリラが。私はエステで部分痩せしてますから!
っていう人もいるかもしれませんよね。
エステ等によってウェストやら太ももやらが細くなったという場合、多くはむくみが解消されて一時的に細くなっている可能性が高いです。
そのため、同様の生活をエステ後も続けた場合、恐らく数日で元の状態に戻るかと思います。
もちろんそれを理解した上でエステを利用されている方も多いと思うので、その場合は僕がやいやい言う話ではありません。なんなら僕も行ってみたいですエステ。
しかし、もし脂肪を落とせると思ってエステを利用するというのは、ちょっと待った方がいいかなって思います。
もし本当に『エステで脂肪が落ちた』という場合は、そのエステティシャンはスタンド使いです。
■実際の脂肪の落ち方
じゃあどうやって脂肪は落ちてくのよ!
ってことについて説明していきます。
脂肪というのは薄皮をはぐように、あの日抱いた嫁に対する思いのように、少しずつ少しずつ無くなっていくもので、身体の末端から落ちやすく、下腹部やケツ周辺には最後まで残るっていうどうしようもないヤツになっております。
もちろん多少個人差はあるかと思いますが、この腹回りとかケツらへんに脂肪が最初について最後まで残るっていうのは、たぶん、運動機能を損なわずに、エネルギーをより効率良く貯め込むための人間の機能だと思います。
指先とか顔に真っ先に脂肪ついてパンパンになったら、めっちゃ困るしね。
なので、結局のところ、どこか脂肪を落としたい部分があるのであれば、その部分が落ちるまでひたすら除脂肪を続けることが大事ということです。
■例外
実は例外があります。
それは腹筋。
もちろん実際にはそこの部分だけ脂肪が落ちやすいという意味ではなくてですね。
今までトレーニングを全然してこなかったり、自堕落な生活を送ってきた人の中には内臓の位置が下がったり前に出てたりしてポッコリお腹がでている場合があります。
以前の邦正さんみたいな、あの何とも言えない体型ね。
こういった人においては、腹筋を鍛えることで内臓の位置が改善し、結果的にお腹がへっこむ、ウェストが細くなる、という結果に繋がることがあります。
そのため、ポッコリお腹ボーイズ&ガールズは積極的に腹筋をしてみましょう。
上に書いたのは極端な例ですが、現状そこまでポッコリじゃなかったり、この内臓の位置問題に該当しない場合だったとしても、腹筋のトレーニングはもちろんオススメ。
腹筋を肥大させることで、多少脂肪がのっている状態でも腹筋の凹凸が見えてシックスパックってヤツをゲットすることも可能ですしね!
そのため、『ダイエット時の筋トレと言えば腹筋じゃろ』と、現在進行形で実践している方は安心して腹筋続けちゃってください。
部分痩せの真実まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめますと、
・部分痩せはほぼ都市伝説
ただし、
・腹筋をすることで内臓の位置が改善し、結果的にウェストが細くなる可能性がある
って感じ。
つまり、
食事管理と腹筋から逃げるな。
かゆい
うま