『は~い、みんなプールの中で目を開けてパチパチしましょ~』
『こんな誰がションベン漏らしてるかもわからねぇプールで目なんて開けたら失明するわ!』
ってぶっちゃけ小学生のプール授業で思ってた、おはようございますの鯖です。
というわけで『目を開けたら、最期。』がキャッチフレーズのNetflix映画、「バード・ボックス」を観ました。結構前に。
バード・ボックス
予告編はこんな感じ。
監督:スサンネ・ビア
脚本:エリック・ハイセラー
出演:サンドラ・ブロック/トレヴァンテ・ローズ
映画ランク:B
作品のジャンルはだいたいこんな感じですかね。
・アクション ★★☆☆☆
・ドラマチック ★★★☆☆
・コメディ ☆☆☆☆☆
・ホラー ★★☆☆☆
・グロテスク ★★☆☆☆
・ミステリー ★★★☆☆
サンドラ・ブロック作品を観るのは久しぶりだったんですが、そんな老けてないのね。
もう50歳過ぎてるのにすごいわー。
■あらすじ
突如、自殺衝動に駆られる症状が蔓延。
どうやらその発症条件は、屋外においてその目で何かを見てしまうこと。
『まーゾンビとかじゃないし、勝手に自殺するなら別によくね?』
みたいな簡単な問題ではなく、「運転中に発症して他の車に突っ込む」みたいなことが起こりまくりで、外に出ること自体が危ない状況に。
結果、みんな屋内に閉じこもり、減っていく資源や食糧にぷるぷるしながら『これからどうしましょ』って話です。
冒頭からですね、ある不安がずっと頭をよぎるわけです。
洋画のサスペンスやスリラーを、ある程度観てる人がみんな経験するであろう、この不安。
『もしや…!もしやこの謎の現象はいつものアレか!?アメリカ人が大好きなアレなのか…!?』
ってヤツ。
■ここからネタバレを含みます
サンドラさんはちんちくりんなショタとロリを連れて安息の地を目指して頑張るのですが、結局ラストを迎えても何が原因なのかは不明。
ずっと不安だった、「宇宙人」の仕業か否かも不明。
ハネたら続編を作りそうなラストではあるんですが、続編が出たら出たでまた
宇宙人なのか!?いや、宇宙人だろコレ…絶対宇宙人だわ…
って不安と戦いながら鑑賞することになりそう。
空気中が問題でも日光が問題でもなく、空が見えていることが条件っぽい描写があったので、やっぱり宇宙人だろコレ…
■良かった点
・トレヴァンテ・ローズがかっこいい
「ムーンライト」で難しい役どころを演じきっていたトレヴァンテ・マッチョですが、今回は『アッー!』みたいなこともなく純粋にかっこいい。
「ムーンライト」で印象的だった「ゴリマッチョなのに優しい瞳⇒正にゴリラ」っていう特徴が、非常に本作の役どころとマッチしている。
ぶっちゃけ主演のサンドラ・ブロックは食われちゃったな、といった印象。
■悪かった点
・謎が謎のままである点
それが長所となっている作品も本当に多いのだけれど、この作品においてはちゃんと回答を用意するべきだったかと。
このレベルの作り込みだと、
『なんでなんで?どうして!?』『なんでなんで?どうして!?』
ってならず
『なんでか知らんけど、まぁいいか。ラーメンでも食お』
くらいの気になり度で終わっちゃいました。
『バード・ボックス』の評価まとめ
こういったジャンルが好きな人は、似たような題材でもっとハラハラさせてくれた「ブラインドネス」って映画もなかなかオススメですよ!
いやでもやっぱ宇宙人な気がするわ…
かゆい
うま