ゾンビでも分かる!悪魔学 第3回「今さら聞けないサタンの正体」

悪魔学
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みなさんは死んだことありますか?

僕は当然ないんですが、かの傑作「ドラゴンボール」の世界ではいろんな人が死んでは生き返ってを繰り返してますよね。


そんな中、僕の大好きな「ミスター・サタン」はドラゴンボールで生き返してもらうことなく、天寿を全うした数少ない1人なんですって!

やっぱサタンってすげぇや!

※ただし、時を戻してもらった系はノーカウントとする


こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。


今回は「サタンの正体」と表し、『「サタン」とはいったい何ぞや?』という点について考察していきます。


ちなみに「ミスター・サタン」の本名は「マーク」です。


まず一般的な「サタン」のイメージといえば…

・悪魔たちのトップである「大魔王」
・神に匹敵するほどの実力者
・サタン=ルシファー

といった感じでしょうか。


いま適当に羅列した3点、これ全て正しいと言えなくもないんですが、ちょっと補足が必要となってきます。


現代における「サタン」という概念は、

『世界が終焉を迎えるその日まで「神」の軍団と闘い続ける、悪魔の頂点に君臨する「魔王」』

インスタ映えを狙って書くとこんな感じ。


これはこれでもちろん間違いなどではない。

「サタン」という概念がたどり着いた終着点。(適当)


しかし、実のところ「サタン」は最初から

『俺ってば大魔王!神とも対マン張っちゃうぜケケケ!』

ってなワケではなく、かつては「」に仕えた「天使」の1人でした。


ただ、「天使」としての位はめちゃくちゃ高い地位(ルシファーにちなんで熾天使とされることも)でした。


そのため結構いい給料(?)とかもらってたとは思いますが、「」に反旗を翻し、天使の3分の1を率いて反乱軍を結成。

「神」に文字通り喧嘩を売ります。


『アレ?もしかしたらイケんじゃね?』

『ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲さえ完成すればイケんじゃね?』


みたいなことがあったかは知りませんが、長く壮絶な闘いの末、 大天使 「ミカエル」率いる天使軍にボコられ、天から地へと投げ落とされてしまいます。

晴れて堕天使「サタン」の誕生!ってわけですね。


ここで今回の主題でもある「サタンの正体」についてですが、


ぶっちゃけ誰にもわからない


こればっかりはしょうがない。知らないもんは知らない。


なぜなら誰も「サタン」に会って、

『あの…「サタン」って本名なんですか?』

『お仕事は何をされているんでしょうか…?』

なんて聞いたことないから。


サタン」の一般的なイメージは「悪魔や悪霊の統率者」「魔王」ということにはなっているんですが、いまいちどのような存在なのか、今もなお不明瞭なままです。


・「ルシファー」という名の天使が堕ちて「サタン」となった(キリスト教)
・「サマエル」「アザゼル」などの有名な悪魔の異名である
・「サタン」という名の悪魔がいる
・「サタン」という天使or悪魔の階級がある
・「サタン」は竜である(ヨハネの黙示録)

上記のように規模の大小はあれど、多種多様なとらえ方が存在してしまっているのが現実。

もちろんキリスト教による影響は大きいため、「ルシファー」=「サタン」説が一番浸透していますが、

『あいつはサタンですね!』

『いえ、あいつは別物ですが、ヤツこそサタンですね!』

『セルは…わ、わたしが倒しちゃったかなー』

のように、文献によってあらゆる大物悪魔が同一視されたり別物扱いされたり、要は言いたい放題状態なワケです。


それに加え、下記の2点も「サタン」ブレブレ問題に多大な影響を与えていると思われます。


①”satan“の語源であるヘブライ語の”stn“は「敵対者」「妨害する者」という普通名詞

これはもうそのまんま。

旧約聖書でも「ただ邪魔してくる存在」のことを何度も”stn“と呼んでいる箇所があり、研究が進んだ現在では恐らく間違うことはないでしょうが、当初様々な言語に訳される際に、混乱を招く一因であったことには変わりないでしょう。


旧約聖書から新約聖書までの間に多数の魔王像が生まれてしまった点

ユダヤ教の世界において、旧約聖書から新約聖書までの間に、この2つの聖書に含まれてない多数の文書が書かれました。


その中でもやはり「魔王」の存在は大人気だったようで、いろいろな名を持つ「魔王」が語られています。

その後、新約聖書で「魔王」を登場させるにあたり、「魔王」が複数存在してたらいろいろ都合が悪いですよね。


そこで、

サマエル『オレが魔王やるよ!』

アザゼル『それだったらオレがやるよ!』

サタン『じゃあオレがやるよ。』

サマエル&アザゼル『どうぞどうぞ!』


ってな感じで「サタン」の名が選ばれ、旧約聖書「ヨブ記」では完全悪とは判断しかねる「サタン」が、新約聖書では多数の「魔王」の逸話を持った集合体として、「悪魔界のトップ」「大魔王」へと大昇格を成し遂げています。


まぁ要は「セル」みたいなもん(?)ですね。


完全体となった「サタン」は、こういった流れで同一視される悪魔が増えていき、結果的に更に正体の不明の存在になってしまったという感じ。




旧約聖書に残されている「サタンと、新約聖書にて登場する「サタンは全く同じではないということは、「完全体サタン」のくだりで書かせていただきましたが、次回の「ゾンビでも分かる!悪魔学」では、文献上で「サタン」が行った実績や仕事に関して、具体的に書かせてもらおうかと思います。

それでは今回はこのへんで。


1000の力が1001になったって勝てやしねえ…
いや、ヘタすっと今より弱くなるんじゃねえか…!?

 ―by 孫悟空(ドラゴンボール)

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