シンガポールに行きたい。
鯖はシンガポールに行ってみたい。
というか、日本もツバや淡を吐いたら罰金っていう制度導入してほしい。
それか、1回ツバ吐く度に爪1枚剥がすでもいいと思います。
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
先日、シンガポール産ホラーってヤツを観ました。
23:59
映画ランク:C
監督:Gilbert Chan
脚本:Gilbert Chan
出演:Tedd Chan/Stella Chung
ジャンルはだいたいこんな感じ。
アクション ☆☆☆☆☆
ドラマチック ★☆☆☆☆
コメディ ☆☆☆☆☆
ホラー ★☆☆☆☆
グロテスク ★☆☆☆☆
ミステリー ★☆☆☆☆
■あらすじ
鬱そうとした孤島にある新兵を対象とした軍事訓練所が舞台。
新兵たちの間でこの訓練所に纏わる怪談話が広まる中、ある日、1人の新兵が遺体で発見される。
そのことをきっかけに1人、また1人と心霊現象に怯える兵士たちが増えていき…
ってな話。
※ここからネタバレを含みます。
■ホラー要素について
ちょっと雰囲気はいい感じ。
特に序盤。
まぁでも全体通して決して怖くはない。
雰囲気イケメンならぬ雰囲気ホラーで、なんとなく嫌な雰囲気がどんより続くって感じですね。
ただ、描写の中でたまにオッ!と思わせてくれるシーンもあるので、悪魔or化物系じゃなく幽霊系ホラーを欲している人はちょっと気に入るかも。
僕が好きだったのは、普段11回くらいひょいひょい懸垂できちゃう主人公が、なぜか1回も懸垂ができないっていうシーン。
もう絶対幽霊がなんかしてんじゃーん!っていうヤツ。
こういう霊体に質量を感じさせる描写とか結構好きなんですよね。
■キャスティングいい感じ
主人公が主人公っぽい顔してるし、いじめっ子はいじめっ子っぽい顔してる。
同じ髪型で同じ制服着た外国人の顔って区別つきにくいこと多いと思うんですが、キャスティングがわかりやすいせいであまり混乱せず、いい感じ。
■ただ、そこにあるだけという概念
本作で魅力的に感じた点が、普通の人間に対して幽霊は実害を与えない(与えられない?)という点。
主人公は霊媒体質なため、憑依されたり、物理的にちょっと嫌なことされたりと、干渉されることが度々起こるのですが、他の丸刈りどもは影響があってもちょっと脅かされる程度。
「蟲師」という漫画で少し本作と似た概念がありまして、それは“ただそこに存在し、あるようにあるだけ”というもの。
メイン幽霊のおばちゃん幽霊はモブ丸刈りどもには存在を伝えられず、唯一存在を認知してくれる主人公に助けてもらいたいだけで、悪さをしようとしているわけではない。
逆に主人公に自身の能力を受け入れるきっかけを与えてくれて、忌み嫌っていたその能力で、亡き父親と食卓を共にするっていうちょっといい話もあったり。
『23:59』の評価まとめ
NetflixのB級映画の更に奥地に潜んでいた本作。
ぶっちゃけ何の期待もせず鼻ほじしながら観ようと思ったら、思いの外、退屈凌ぎ程度にはなりました。
新兵たちがビビりまくって次々に『アウト!』されつつ、ジメジメかつ地味地味な描写が続く中、キラリと光るものもちょっとだけあるので、もしかしたら好きな人もいるかも。
個人的にはシブい評価ではありますが、シンガポール産ホラーって僕の知る限りめっちゃ珍しいので、一風変わったホラー観ようかなってときにでもいかかでしょうか。
ちなみに「蟲師」の原作とアニメは超絶オススメですが、実写映画版はウンコです。
かゆい
うま