一応全部観てるけど、ぶっちゃけ死霊館シリーズどれがどれだかあんま覚えてない。
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
今回紹介するのは何も知らずに観てたら
「なんかこのおじさん見たことあんな…」
「アナベル出てきたじゃん!」
ってなった、死霊館シリーズってのをウリにして視聴数稼ごうとしてるホラー映画。
「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」
映画ランク:B
予告編はこちら
原題 | The Curse of La Llorona |
---|---|
監督 | マイケル・チャベス |
脚本 | ミッキ・ドートリー トビアス・イアコニス |
製作 | ジェームズ・ワン ゲイリー・ドーベルマン |
製作総指揮 | リチャード・ブレナー デイヴ・ノイスタッター |
出演者 | リンダ・カーデリーニ レイモンド・クルス パトリシア・ヴェラスケス |
■あらすじ
泣き声を聞いた子どもたちを連れ去ると中南米に古くから伝わる悪霊「ラ・ヨローナ」。
舞台はロサンゼルスに移り、ソーシャルワーカーのアンナは、気持ち悪いオバチャンから「子どもたちが危険だ」と助けを乞われていたものの、ガン無視。
ある日、その気持ち悪いオバチャンの子ども2人が溺死する事件が起き、そのババアはアンナに「お前のせいだ。」と罵りつつ、
「お前の子どももあの女の泣き声を聞くはずだ。だって私があの女にチクったからねケケケ!」
と言い放つ。
ババアの予言通りに怪奇現象に襲われはじめたアンナは、かつてブレイキング・バッドの麻薬カルテルの大物ディーラーとして活躍していたラファエル神父のもとを訪ねる。
ってな話。
※ここからちょっとネタバレを含みます。
■本当に死霊館シリーズ最新作なのか
確かにジェームズ・ワンの名前は製作にクレジットされているものの、なんかそこまで本腰で関わったわけではなさそうなイメージ。
途中に『アナベル 死霊館の人形』に出てた神父やアナベル人形が出てきて、
「こういう事例にめっちゃ特化した夫婦おるんですわ…」
「でも今忙しいんですわ…」
って「あの2人来るんか!」って期待させるだけさせといて、結局出てこない肩透かし感。
■ホラー要素
死霊館シリーズって言ってる時点でお察しのように怖さはそこまでじゃない。
ホラー苦手な人ならちょっと身構えた方がいいかもくらい。
他の映画ではあんま見たことないなって思ったのが、風呂場での悪霊登場シーン。
鏡に映ってたりシャワーカーテン越し驚かすみたいのは王道だけど、本作では悪霊が女の子の髪を洗ってくれるシーンがあって、なんか斬新かつ笑える。
■ラファエル神父
演じるのは『ブレイキング・バッド』シリーズにメキシコ・カルテルの大物ディーラー:トゥコ・サラマンカとして知られるレイモンド・クルス。
本人はどちらかというと内向的で料理が趣味らしく、トゥコを演じるのがしんどすぎて「早く退場させてくれ」と制作陣に頼んでいたいたらしいけど、もうそっち系のイメージしかなくて本作の優しい神父役は新鮮。
子どもたちを救うため時には少し冷酷な手段をとる場面があるものの、ユーモアを織り交ぜつつめっちゃ除霊がんばってるのに、子どもやアンナからはずっと文句言われっぱなしでマジ不憫。
僕が神父だったらこんな親子はとっとて見捨てて逃亡する。
「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」の評価まとめ
一応死霊館シリーズに属すると公式が認めてるだけあって、普通に退屈せずには観れるはず。
退屈しのぎくらいにはなるし、死霊館シリーズは網羅したいって人は観てみてもいいかも。
かゆい
うま