お馬さんには感謝しかない。
人間なんて結構重いのに、さも当たり前のように勝手に乗っても文句の1つも言わないなんていいヤツすぎる。
そんないいヤツを散々乗り回した挙句、仕舞いには食っちまおうってんだから、人間ってヤツは恐ろしいですよね。
こんばんは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
先日、マッチョ御用達の馬肉ゴリ押し居酒屋「馬喰ろう」に行ってきました。
なんでマッチョ御用達かって言うと、馬肉(赤身)のPFCバランスが最強なんですよねコレ。
■馬肉(赤身)100g
・エネルギー:110kcal
・たんぱく質:20.1g
・脂質:2.5g
・炭水化物:0.3g
たんぱく質20.1g!!
こんなやべぇ代物を良コスパで味わえるときたら、いくら弱小トレーニーの僕でも一度は行ってみたい…ってなワケで。
もうずっと行きたかったんですけど、めっちゃ混んでるっていう話を聞いてたから、ついつい先延ばしにしてたんですね。
そこで、GW明けだったらさすがに空いてんだろって電話をかけてみたところ、
『20:30~じゃないと空いてないですね』
マジかよ。2週間前くらいなのにもうそんなに予約入ってんのかよ。
連休明けから全国のマッチョが雪崩れ込んでくるとでもいうのか。
他の店舗もこんな感じなのかい!?恵比寿店だけ混んでるのかい!?
どっちなんだい!?
馬喰ろう 恵比寿店
今回訪れたのは「馬喰ろう恵比寿店」。
この扉を開いたが最後、もう後戻りはできない。
仕上がったマッチョたちのバルクに圧倒され、馬肉どころではなくなってしまい、一生馬肉が食えない身体になってしまうかもしれない。
いざ、入店。
おんやぁ…
店舗を見渡すとほぼ満席だが、入口付近にはジム帰りのマッチョらしき人はいない。
というかリーマンしかいない。
馬車馬のように働かされ、家に帰れば『パパ臭い』と罵られる。
自分の小遣いは月2万なのに、専業主婦の妻はバッグを買うためのヘソクリを貯めている。
そんな、リーマンしかいない。
予約の名前を伝えたところ、どうやら席は2階らしい。
なるほど、入口付近で油断させておいて2階に控えさせたマスキュラー軍団で心を折ろうってスンポーね。
意を決して2階へと続く階段を登っていくとそこには…!
おんやぁ…
リーマンに加え、女性グループが多め。
マッチョ皆無。
マッチョはどこだ。
仕上がったマッチョしかいないどころか、
マッチョはいませんでした。
入店早々、僕の仮説は打ち砕かれてしまった。
いや、隠れマッチョや隠れトレーニーはいたんでしょうけど、あからさまマッチョはいませんでした。
普通の居酒屋の客層とおんなじって感じ。
店員さんもみんなすごくいい人で、みんな見た目もスッとしてて、細…
見つけた!見つけたぞぉぉぉ!!
奥にガチムチ店員がいるじゃないか!アハハ!!!
バルク店員がそんな奥に隠れているとはね!!
ハハッ!こいつぁ一本とられたぜ!!
■料理
・お通し
個人的にお通しに少し拘りが見えるお店って大好きでして。
馬喰ろうのお通しはこんな感じでした。
馬(っぽい)肉じゃん!
何かわかんないけど、たぶん馬じゃん!!
カルパッチョみたいな馬(っぽい)肉でした。
ウマイ。たんぱくの味がする。
お通しとして十分に満足。
・馬刺し(カルビ・イチボ)
カルビとイチボを注文。
ふ~ん、エッチじゃん。
カルビに慎ましく潜む脂身と、限界まで筋肉を追い込んだように引き締まったイチボ。
卍解するのは一護。
いざ、実食。
たんぱくの味がする。
カルビは牛肉のカルビとかから想像できるように、脂質部分も少し多めのため、とろけるような歯ざわり。
一方、イチボは少し硬めの触感で、歯ごたえを楽しむ感じ。
わさび、しょうが、にんにく、コチュジャン?みたいなのと、薬味も多く飽きることがない。
どっちもめちゃくちゃウマかったのですが、個人的にはイチボの方が好み。
・握り
コレが一番食いたかった!!!
すごく、えっちだ…
馬肉だけでは不足してしまう糖質を、白米を一緒に食うことにより補ってしまおうというマッチョフード。
しかもロース、バラ、モモの3部位セットだと…!?
3個か?甘いの3個ほしいのか?3個・・・イヤしんぼめ!!
いざ、実食。
たんぱくの味がする。
当然の如く美味。
特に僕が気に入ったのはロース!
しっかり食べ応えがありつつも、口の中で溶けるような感触。
個人的にはロース>モモ>バラの順で好きでした。
石垣島で食べた石垣牛の握りに匹敵する美味さ。
・こうね(たてがみ部分)
おはようございますのドラマー山﨑浩二朗氏からの情報で「この部位がウマい」ということだったので、注文。
???
フルフルじゃん。
見た目からして脂肪なんですけども、
食ってみたらまぁ脂肪でした。
たんぱくの味がしない…
うん。
僕はもう食わなくていいかな!
マグロでも大トロより普通の赤身の方が好きな僕としてそこまでハマりませんでした。
ラーメン二郎のアブラとか、ああいうぬるぬるの脂肪分が好きっていう人は好きそうって感じ。
ちなみに出てきたばっかりの少し凍っている状態よりも、ちょっと時間おいてからの方がおいしかったです。
・ユッケ
写真撮り忘れた。
ユッケだった。
めっちゃ上手かった。
無限に食えるヤツ。
たんぱくの味再来。
・醤油
馬刺しには九州の甘い醤油だよね!
ってことで当然、馬喰ろうの醤油も甘いヤツ。
以前はAmazonで買ってたくらい、この甘い醤油好きなんですよね~
今はポン酢で胸肉やノンオイルツナ缶をブチ込む日々になってしまったので無縁ですが、また今度買ってみようかな。
「馬喰ろう」の感想まとめ
飯はウマいし、店員さんの愛想もいいし、店内も綺麗で、めっちゃ居心地いい。
値段は少しだけ普通の居酒屋よりも高めですが、馬肉をこれでもかってほど味わえることを考えたらコスパも良し。
しかも増量中や食事のこと何にも気にしていない人はもちろんのこと、減量中でも余裕で食えるメニューが豊富なので、みなさんも行ってみてね。
一番衝撃だったのが、酒棚が隠し扉になっていて、その先にトイレがあったこと。
かゆい
うま