幸せの白い粉―。
そう、我が麗しの故郷新潟が誇る亀田製菓が、国民を洗脳するために全国のコンビニやスーパーに送り出しているハッピーターンにふんだんにまぶされた粉のことである。
ハッピーターンを散々お求めやすい価格で垂れ流した後に突如供給を止め、亀田製菓の言いなりとなるものにだけ魔剤を再度供給する。
ハッピーターンなしでは生きられない体となってしまった国民は頭ハッピーな傀儡と化し、亀田製菓は日本で最大規模の権力を…
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
みなさんパンケーキって好きですか。
僕はパンケーキ自体よりも、焼く前のドロドロのヤツをそのまま食うのが好きです。
※鯖は特殊な訓練を受け、内臓強化スキルを習得しています。
よい子のみなさんはマネしないでください。
僕が最初にプロテインを飲んだときは確か中学か高校の頃。
なんじゃこれ!パンケーキの焼く前のドロドロのヤツ味じゃん!うっま!!
が最初の感想、プロテインとの出会いでした。
ちょっと前まではプロテイン飲んでるヤツはちょいヤベーヤツみたいな幸せの白い粉的扱いを受けていたプロテインですが、今となっては非常に身近なものになってきましたよね。
ライブハウスの楽屋でも最低1人は飲んでるくらいのイメージ。
だいぶ偏見とか誤解が減ってきたとは思うのですが、それでも未だに結構聞くことのあるプロテインの誤解話。
実はそんな悪いヤツじゃないよ。
捨てられた子猫を見つけたら、つい連れて帰っちゃうようなヤツだよ。
いつも絡んでくるけど、いざってとき一番悲しんでくれる桑原みたいなヤツだよ。
って感じで、本記事はプロテインのよくある誤解を解いていこうじゃんって内容です。
プロテインに関する5つの誤解
■プロテインの飲み過ぎは健康に悪い
プロテインを飲んでいるといつか死ぬ
いつかは死ぬので事実ではありますが、結論から言いますと身体に害はないと考えてもらって問題ありません。
プロテインプロテインって言ってるけど、要はただのたんぱく質ですからね。
よく聞く話として、たんぱく質の摂り過ぎは身体、特に腎臓に負担がかかると言われることがあります。
そりゃあどんなに身体にいいものでも過剰に摂取したら身体に悪いのは当たり前なんですが、それは常軌を逸するような量を摂取した場合の話。
ぶっちゃけ常識的な範囲であれば、たんぱく質は気にせず摂取してOKという結論が出ています。
これはもちろん固形物、プロテインパウダー問わずですね。
なりたい体によって摂取するべき量は変わってきますが、トレーニングをしている人は体重×2.0~3.0(g)くらいのたんぱく質を摂っている方がほとんどかと思います。
それに対し、実験の結果、体重×4.4(g)のたんぱく質を摂取しても特に問題なかったという結果が得られています。
体重×2.0でもプロテインパウダーを利用しつつ結構意識しなきゃ確保できない量なのに、×4.4なんて摂ろうとしたらめっちゃしんどいからね。
もう隙あらば胸肉しゃぶってるくらいの勢いだからね。
また、厚生労働省でも摂取量の基準などは設けられていなく、最新の研究では腎臓に重度の疾患を抱えている人でもない限り、たんぱく質を制限する必要はないとのことです。
要は、気にせず体内にぶち込んでOK。
ちなみに、たんぱく質を摂っていて何か具合が悪くなったり、数値が悪くなるという人は、ビタミンB6が足りていないなど、何か別に理由がある場合がほとんどなので、食生活を見直す、サプリで補管するなどの対策により改善する可能性があります。
つまり何が言いたいかっていうと、ちょっとプロテイン摂ったくらいで具合悪くなるようだったら
病院に行け。
■飲むだけで痩せるプロテインがある
とあるプロテインは飲めば飲むほど痩せてしまってガリガリになって死ぬ
この記事を読んでくれている人にそんなこと思ってる人がいるとは思いませんが、以前別の記事でも書いたことがあるように、飲むだけで痩せるなんて都合のいいものは存在しません。
もし本当に飲むだけで痩せるものを現段階で入手してしまったとしたら、それは健康を害する絶対に使用してはいけないやべぇブツです。
※そういったモノを掴まされてしまう可能性もゼロではないようなので、
割とガチで気をつけてください。
プロテインに関しても「ダイエットプロテイン」「ウェイトダウン」的なニュアンスの商品がありますが、それも『飲むだけで痩せる』ものではないのでご注意ください。
何を隠そう、たんぱく質には1gあたり4kcalあるからね。
カロリーを摂って痩せられる、そんな誰もが笑って誰もが望む最っ高に最っ高な幸福な結末なんて、とある上条当麻がいないこの世界ではありえません。
ちなみにダイエット中に採用するプロテインとしては、ウェイトゲイナー(ハードゲイナー)系以外のものであればなんでもいいと思います。
この後も触れますが、プロテインパウダーに含まれるカロリーなんて大したことないので、僕は減量中でもホエイプロテインをそのままがぶがぶ飲み続けてます。
■プロテインを飲むと太る
プロテインを飲むと身体が膨張してなんか死ぬ
1つ前の項目でも触れましたが、たんぱく質自体にカロリーがあるため、当然プロテインパウダーにもカロリーはあります。
しかし、プロテインメーカーによって差異はありますが、ホエイプロテインの場合は大抵1食分で100kcal前後。
100kcalというと一見多そうに見えるカロリーですけど、他のカロリーがある食品に比べたら比較的低い数値です。
そのため、『プロテインのせいで太った』と思っている人は、実際はプロテイン以外のものでカロリーを摂り過ぎている可能性が非常に高い。
よって、競技選手の減量末期でもないかぎり「太る」という理由で敬遠するほどのものではなく、ダイエット中の人でもプロテインは摂取し続けることをド推奨。
むしろ、ビーレジェンドなどの『コレちゃんとたんぱく質入ってんのか?』ってくらい美味いプロテインは減量中における楽しみの1つになり得るので、プロテインと仲良くしていきましょう。
逆に言うとプロテインだけで太るというのは難しいので、太りたい・肉をつけたいという人はPFCバランスの整った食事をしっかり食べた上で、ウェイトゲイナー系のプロテインを活用すると効率がいいかと思います。
■プロテインを飲むと下痢をする
プロテインを飲むとハンパない下痢で内臓とか全部出て死ぬ
っていう説。
プロテイン飲むとOPP(お腹ピーピー)になって辛い。もう飲みたくない。
という人いると思うんですが、コレに関してはちょっとプロテインにも責任はある。
ただ、プロテインにも悪気があるワケではないので許してあげてほしい。
プロテインには種類がたくさんありますが、一番メジャーなのはホエイプロテインってヤツ。
大抵の人はホエイを飲んでいるかと思います。
そしてそしてホエイプロテインには実は更に2つ種類があります。
- WPC:Whey Protein Concentrate
- WPI:Whey Protein Isolate
この2つは製法が違うんですが、ここで重要となる違いは「乳糖」が含まれているか否か。
プロテインを飲んだら、即ケツからセイハロー!
って人は、恐らくこの乳糖を上手く消化できない体質。
これはもう体質の問題でぶっちゃけしょうがないところなのですが、『貴様にはプロテインは無理だ諦めろ。』ってなわけではありません。
そんなときに採用すべきなのがWPI。
WPIには乳糖が含まれていないため、
乳製品が入店したと思ったら、すぐさまお客様のお帰りデス!
って人でも下痢に悩まされることなく飲むことができます。
なお、糖質・脂質がWPCよりも少なめ、かつ吸収速度も速いというその他のメリットもある一方、WPCよりもちょっと高くてコスパが悪いというデメリットもあるので、下痢か金かどちらを取るんだい!って感じ。
ホエイプロテインは大抵WPC製法なので、買おうと思ったホエイプロテインに特にWPC or WPIの記載がない場合は、WPC製法であると判断してしまった方が吉。
なので、乳糖が身体に合わない人はちゃんとWPIと明記されているものを選びましょう。
オススメのWPIはこちら。
ゴールドスタンダードのWPI
ちなみにホエイに拘らない場合は、大豆から製造されるソイプロテインなんかもあるので、そちらを採用するのも一考かと思います。
オススメのソイプロテインはマイプロテイン
■プロテインを摂るだけで筋肉がつく
んなワケねーだろ!
筋トレをしろ!!!
プロテインの誤解まとめ
冒頭でも書いたように、コンビニに並ぶ高たんぱく商品が日に日に増えていってますよね。
僕個人としても、遠征時とかめちゃくちゃ助かってます。
プロテインに満ち溢れた素晴らしい時代だ…。
前述したように、プロテインは何も特別な食品ではなく、結局はたんぱく質。
たんぱく質はたんぱく質。
サプリはサプリ。
過度に身体に悪いものでもなければ、スーパー万能薬でもない。
ボディメイクには、結局は普段の食生活や自分の努力がモノを言うので、プロテインの力を借りつつお互いがんばっていきましょう。
ちなみにプロテインを飲むと屁が臭くなるっていうのもたまに聞きますが、屁は最初から臭いので、ちょっとわかりません。
かゆい
うま