みなさん『ターボばあちゃん』って知ってますか?
こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
僕はターボばあちゃんなんて知らなったんですが、どうやら都市伝説の一種で、トンネル内で車を走らせているとババアが並走してくるというものらしいです。
派生形として、バスケばあちゃん、ホッピングばあちゃんがあるとか、「ターボ」の部分も「ダッシュ・ジェット・ハイパー・光速」の派生があるとかスーパーどうでもいい情報がWikipediaにいっぱい載ってる。
今回はそのターボババアを題材(?)にした映画を紹介します。
先に言っとくとめっちゃつまんないです。
高速ばぁば
映画ランク:D
予告編はこちら
監督 | 内藤瑛亮 |
---|---|
脚本 | 内藤瑛亮 |
出演 | 未来穂香/北山詩織/後藤郁 |
ジャンルはこんな感じ
アクション ☆☆☆☆☆
ドラマチック ★☆☆☆☆
コメディ ★★★★★
ホラー ★☆☆☆☆
グロテスク ★☆☆☆☆
ミステリー ☆☆☆☆☆
めっちゃ笑える。
■あらすじ
アイドルグループ「ジャージガール」のアヤネ(未来穂香)、ナナミ(北山詩織)、マユコ(後藤郁)はとある番組の企画でレポーターとして廃墟となった老人ホームを訪れる。
アヤネはロケ前に頬に傷を負ったり、老人ホーム突入したら即ババアに襲撃されたりして入院。
3人には数々の不可解な現象が起き始める。
「さすがにこりゃやべぇ」となった2人はババアの息の根を止めるため、再度老人ホームへ襲撃を行いに向かう…
ってな話。(だいぶ語弊がある)
※ここからはネタバレを含みます。
■ジャージガールについて
この映画を観た人はわかってくれると思うんですが、肝心の高速ばぁばが薄れてしまうほど強烈なコンテンツが潜んでいます。
その名も「女子力♡わっしょい」。
「女子力♡わっしょい」はジャージガールが披露する楽曲なんですが、コレが本当にやばい。
何とも言えんメロディと何とも言えんトラックによって織りなされる不協和音が徐々に精神を抉ってきて、聴くものを情緒不安定に陥れてくる。
正直なところ、高速ばぁばなんかよりよっぽど恐ろしい。
女の子たちの歌唱力を指摘している人も多いけど、歌唱力どうこう以前の問題。
アレはもはや何かしらの呪詛を帯びていると思うイヤマジで。
その問題の「女子力♡わっしょい」を歌いながら廃墟に突撃するジャージガールの姿はなかなか心に来るもんがある。
余談ですが、TV番組っぽいロケの仕事が入るくらいなのにライブの客全然いないのめっちゃ不自然。
■高速ばぁばについて
割と低速。
というか普通の人が走る速度くらい。
車と並走するとか全然無理。
そしてガラス越しに見える怨霊とか安定して怖い描写だろうに、なんかちょっとかわいい。
ばぁば全然怖くないのに一生懸命怖がる演技しなきゃいけないメインの3人の子たち大変だったろうなって同情するとともに、その描写が面白くてめちゃくちゃ笑いました。
■オチに関する考察(?)
ターボばあちゃんがモデルの割にはずっと室内で走り散らかしてますが、本作における高速ばぁばの正体は、老人ホームで虐待されていた老人たちが作成した人形です。
その人形にじいちゃんばあちゃんの血液や怨念が込められた結果、高速で移動する不死身の人形が爆誕。
ちなみに老人ホームの不衛生な環境により触れた相手をばぁばにしてしまう未知のウィルスが発生しており、そのウィルスを爪にまとっています。
ばぁばにするウィルスって何。
若い3人組ということもあってジャージガールはいがみ合ったりしているんですが、なんだかんだで互いを心配していたり体を張って相手を守ったりと、3人の絆の描写は考えさせられるものがありました。
ばぁばを倒すことに成功したと思われたナナミも結局ばぁば化してしまうという、除霊したかと思いきややっぱりダメだったっていう定番のオチ。
『高速ばぁば』の感想まとめ
高速でババアやジジイにならないようスキンケアはしっかりしましょう。
かゆい
うま