『征途-英雄へのバトルロード-』中二炸裂のMMORPG実写化作品が割と面白かった

征途の奴隷ビーヌーB級映画レビュー
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こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。


今回は製作費めちゃくちゃかかってそうなのに、僕がNetflixで鑑賞したときはFilmarksに情報さえ載ってないくらいド無名な中国映画について。


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征途-英雄へのバトルロード-

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映画ランク:B


監督テディ・チャン
脚本リウ・フェントウ
ウェン・ニン
出演ヘンリー・ラウ
マーク・チェン
ピーター・ホー
リン・チェン・ハン


■雑なあらすじ

時は燕国と超国っていう2つの国がバチバチにやり合っている戦国時代。



超国の太師は新しい大将軍を選出するために、

各村から腕の立つものを集めて天下一武道会すっぞ!

的な号令を出す。


清源村からは、身軽さが売りのドン・イーロン(ヘンリー・ラウ)、なんとなく復讐っぽいことを誓う槍兵チュー兄貴(ピーター・ホー)、そして名前も覚えていないモブの3人が選ばれる。

が、モブは巨大サソリに襲われ即死亡


現地で大剣×美少女という中二設定炸裂の剣士ジンガン(リン・チェン・ハン)を仲間に引き入れ、各部族の代表として8つの村からスリーマンセルで参加している競技大会が始まろうとしていた。


ってな話。


※ここからネタバレを含みます。



■原作は同名のMMORPG

序盤で巨大サソリ出てくるわ、大剣使いのめちゃつよ美少女出てくるわ、しまいにはスーパー巨大な蛇が出てくるわでファンタジー感ゴリゴリだなって思ってたら、原作は同名のMMORPGとのこと。


ファンタジー作品と言えば製作費は膨大ってのは当然。

僕は結構面白いと思ったんですがその割にほとんど情報が出てこないくらい無名な作品のようで、ちゃんと黒字になったのか非常に心配。

中国では結構ヒットしたのかもしれないけど。



■ドン・イーロン(ヘンリー・ラウ)

主人公であるイーロンはただの勇気あるヒョロガリボーイかと思いきや、実は超の敵である燕国の王族であることがスピリチュアルかつ強引に判明

っていうコレまたラノベでよくありそうな「実はいいとこの生まれでした!」的設定。


演じるのは超有名なK-POPボーイズグループ”SUPER JUNIOR“の派生ユニット”SUPER JUNIOR-M“の元メンバーのヘンリー・ラウ

征途でイーロンを演じるヘンリー・ラウ
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■チュー兄貴(ピーター・ホー)

兄ちゃんの形見である折れた槍を武器に戦う槍使いのチュー兄貴。

征途でチュー兄貴を演じるピーター・ホー
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めちゃくちゃ強いけど、大事なときに限ってちょっとヘマしちゃう系髭面男子。

髭が生えていないときのピーター・ホーは爽やかニーチャンです。



■ジンガン(リン・チェン・ハン)

本作のヒロインかつ、大剣をぶん回すアクション担当。

征途でジンガンを演じるリン・チェン・ハン
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演じるリン・チェン・ハンは撮影当時15歳とのこと。

正直この子のおかげで作品がワンランク上質なものになっている感は否めなく、演技も上手だし、これからすごく人気出そう

僕が知らなかっただけで、すでに人気なのかも。



『征途-英雄へのバトルロード-』の評価まとめ

競技大会の内容がチームメンバーと鎖で繋がれた状態で戦うとか、チュー兄貴の権力者への復讐だとか、もう途中までグラディエーターのパクリじゃんって感じなんですが、なんだかんだ最後まで楽しめました。


さんざんジンガンを誉めましたが、僕が一番好きだったのはラスボス風に登場した割に完全に噛ませ犬だったこのイケメン。

征途のイケメンな敵
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かゆい
うま