突然ですが、僕は新潟出身でして。
新潟ってみなさんがイメージするように東京に比べたらド田舎なので、普段遊びに行く場所っていったらだいたい3か所に絞れるんですね。
・新潟駅
・古町
・万代シティバスセンター前
おいおいバスセンターの前で遊ぶんじゃねぇよって感じですが、バスセンターの前でわちゃわちゃ遊ぶわけじゃなくて、そこ周辺に施設がちょろちょろあるって感じ。
しかし、あるときこの均衡が崩されることに。
そう、NGT48の爆誕。
NGT48の劇場が周辺にできたことにより、万代シティバスセンター前が一歩抜きんでる形に(ちょっと)発展したとのこと。
実際は知らないっていうか、ぶっちゃけこの3か所全部徒歩で移動できる範囲だから均衡もクソもないんですけども。
AKB系列のファンでもない親や新潟の友人のフラットな目線から見ると、NGTができたことに対しては、特にポジティブでもネガティブでもないような声が多く、僕としても『そうなんだ~』くらいにしか思ってなかったんですね。
そんな中、とある事件に関する報告書において、こんな感じの衝撃的なことが書かれておりました。
事件が発生した原因の1つは、新潟という活動拠点の特殊性にある。
えぇぇぇぇー!!!
特殊性って何!?新潟って特殊なの!?
新潟って特殊って言われるほどのドドドド田舎だったんか!
具体的には、
・都市部が狭い
・公共交通機関が大都市と比べて発達していない
・ファンの絶対数が決して多くないと考えられる
とのこと。
都市部が狭いのと、公共交通機関が発達していないのはまぁ否定はしないんですけど、
ファンの絶対数が多くないのは新潟人としてもどうしようもねぇよ!
そこは自分たちでどうにかしてくれよ!
こんばんは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。
冒頭はっちゃけてしまいましたが、僕としては真面目にがんばっている人は報われてほしいと思うし、悪いことをしてしまった人はちゃんと罪を償ってほしいって思います。
こんな話した後でアレなんですが、今回紹介するのはたまたま観たらたまたまAKB関係者が出演していたっていう作品。
劇場霊
映画ランク:D
予告編はこちら
監督:中田秀夫 脚本:加藤淳也/三宅隆太 出演:島崎遥香/足立梨花/高田里穂
ジャンルはだいたいこんな感じ。
アクション ☆☆☆☆☆ ドラマチック ★☆☆☆☆ コメディ ☆☆☆☆☆ ホラー ★☆☆☆☆ グロテスク ★☆☆☆☆ ミステリー ★☆☆☆☆
■あらすじ
女優としてなかなか芽が出ない沙羅(島崎遥香)は、舞台「鮮血の呼び声」のオーディションを受け、主演とはいかなかったが、脇役として出演することに。
しかし、会場にとある「人形」が持ち込まれて以降、不幸な事故が立て続けに起き始める。
ヤバいぞぱるる!
ちゃんと動いて話しているの初めて見たぞぱるる!
ってな感じ。
■作品概要
「リング
映画版のあの貞子のビジュアルが生まれるきっかけになったとされる、「女優霊」という伝説のJホラー映画がありまして。
本作をそれの関連作品?アンサー作品?として扱っているサイト等もあるのですが、ぶっちゃけタイトルが似てるだけでなんか全然関係なさそう。
ちなみに興行収入は2.38億円。
製作にそこまで費用かかってなさそうだし、めっちゃ儲かってそうで羨ましいですな!
やっぱAKBブランドってすげぇや。
※ここから一部ネタバレを含みます。
■演技力について
前述したようになんか適当な邦画のホラーでも観ようって感じで選択したので、島崎遥香さんが出てるの途中まで気がつかなくてですね。
動いてるのを見たり、声もちゃんと聞いたことなかったので、『おや?これはもしやぱるるというお方なのでは?』みたいな。
島崎遥香さんの演技力についてなんですが、ぶっちゃけそこら辺の新人俳優とかよりも上手いんじゃね?って感じました。
いや別にヨイショしてるとかじゃなくて。
界隈遠すぎてヨイショしたとこでどうにかなるわけでもなし。
あと、誰かは存じ上げませんが、惨劇の元凶となる人形役の人がめっちゃ頑張ってて好きでした。
撮影後、首とか肘とか膝とかなんかいろいろ痛めてそう。
■ホラー作品として
演技についてポジティブなこと書いた直後でホント申し訳ないのだけれど、
ホラー作品としては全然面白くなかったよね!ハハッ!
怖さとしては、ホラー好きからしたら笑える、苦手な人からしたら割と怖いくらいかと思います。
■やっちゃいけいないヤツ
絶対やっちゃいけないことの1つだと思うんですけども、作り手が視聴者を置いてけぼりにしちゃうってパターン結構あるじゃないですか。
上記の中でも特にグロとかスプラッターで一気に冷めちゃうパターンが、
あ、フェチズム的にコレやりたかっただけだな。
ってバレちゃうヤツ。
本作にもそのダメなヤツが存在してまして、それは恐らく
ぱるるに血飛沫を大量にぶっかけたかった
んだろうなって。
もうね、
なっがいのそのシーンの尺が。
そして血の量もすっごいの。
そしてカメラアングルがしょうもないの。
あんな長尺かつ大量の血糊を天下のぱるる先輩が我慢してるんだから、スタイリッシュでも激情的でもベクトルは何でもいいので、せめてもうちょっといい感じに撮ってあげてほしかったです。
『女優霊』の評価まとめ
AKB無知おじさんからしたら、面白くはなかったけど、そこまで退屈もしなかったって感じ。
島崎遥香さんのこと好きだけど、ホラー苦手過ぎて観てないわって人は、作品としては評価できないけど、島崎さんはがんばってるからぜひ観てみてねって作品でした。
かゆい
うま
■VOD/動画配信サービス
「劇場霊」が配信中のサービスはこちら(2019年4月現在)
※配信有無の詳細は各サービスをご確認ください。