「思わせぶりな態度とるな」って言うヤツ、ただ勝手に勘違いしてるだけ説『友引忌』

B級映画レビュー
(c)Tube Entertainment
スポンサーリンク

「思わせぶりな態度とるな」って言ってくる人、大抵ただ勝手に勘違いしてるだけ説。


こんにちは、おはようございますの鯖です。よろしくお願いします。


今回紹介するのは思わせぶりな態度ばっかとって、脅かすだけ脅かしてなかなか危害加えてこないヤツが襲ってくる韓国産ホラー映画。


スポンサーリンク

友引忌

映画ランク:C


予告編はこちら

(c)Tube Entertainment

英題:"NIGHTMARE"
監督:アン・ビョンギ
脚本:アン・ビョンギ
出演:ハ・ジウォン/ユ・ジテ

ジャンルはこんな感じ

アクション  ☆☆☆☆☆
ドラマチック ★☆☆☆☆
コメディ   ☆☆☆☆☆
ホラー    ★☆☆☆☆
グロテスク  ★☆☆☆☆
ミステリー  ★☆☆☆☆


■あらすじ

大学時代の友人と再会したヘジン(キム・ギュリ)だったが、彼女は何かに異常に怯えていた。

(c)Tube Entertainment

2年前に自殺したちょっとシャクレ気味のギョンア(ハ・ジウォン)に憑きまとわれていると友人が語るのを、割と引いた感じで聞くヘジン。

(c)Tube Entertainment

しかし、そのヘジンにもシャクレの魔の手が迫ろうとしていた。


ってなアゴ映画。



■ストーリーは割と良き

不幸な死を遂げた女子の復讐劇っていう、割とよくある内容。

(c)Tube Entertainment

まぁでも辻褄は合ってるし、多少どんでん返しもありで、ストーリーは及第点だと感じました。

特にラストの展開は(ベタではあるけども)結構好き。


ただし、



■ホラー要素について

せっかくストーリーがある程度しっかりしてても、恐怖描写がよろしくないとホラー作品としては台無しってヤツでね。


怨霊的サムシングが結構出ずっぱりなせいで、ホラー描写に飽きてきちゃうんですよね。


「きっと来る~」どころか「ずっといる~」みたいな。

もうむしろ「滞在してね?」みたいな。


その割に同じくこれでもかってくらい怨霊が仕事してるタイ映画心霊写真とはうってかわって、何もしてこない。


来ちゃった…。

ってしょっちゅう遊びに来る割にはほとんど何もしてこない。


これには某メンバーも「何もしないなら帰れ!」って言い出しかねない。



■韓国作品として

韓国作品ってバイオレンス作品結構えぐいの多いんですよね。

グロっていうよりも心理的にえぐってくる感じの。


だからちょっと期待してたんですが、そういう点では本作はだいぶマイルド。


韓国作品観る度に思うんですが、出てくる警察とか弁護士とか政府関連の人が大抵ドッロドロに汚職まみれなんですけど、韓国ではそういう事件多いんですかね。

いや日本でもそういう事件あるし、実際ドッロドロかもだけど。


あと、韓国映画でムカつく顔してるキャラは大抵悲惨な死に方してくれるから好き。

(c)Tube Entertainment


『友引忌』の評価まとめ

本作はアン・ビョンギ監督があの有名なホラー映画『ボイス』を録る前の監督第1作ということ。


この作品での失敗を『ボイス』に活かしたのかしらとか思ったり。

『ボイス』興味あるんですけど、あんま評価高くないこともありまだ観てないので、鑑賞済の人はTwitterとかで感想教えてください。


かゆい
うま